ターゲットを絞ると売れる!理由やメリット、絞る方法を解説【初心者向け】
ターゲットを絞るといいと聞きますが、どんなメリットがありますか?絞り方も教えてください!
集客やマーケティングについて調べていると、「ターゲットを絞るべき」とよく書かれています。
私もターゲットを絞る方がいいと思っていて、なぜかというと
ターゲットを絞ると売れるからです!
逆にいうと「売るために」ターゲットを絞るともいえます。
ただ、ターゲットを絞るには、市場調査や分析など専門的な方法が多く、難しく感じますよね。
ターゲットを絞るといい理由やメリットも解説してるので、これまで全くターゲット選定などしてこなかった!という方も参考にしてください!
ターゲットを絞るとは?ターゲットを絞ると売れる理由を解説
まずは、
- そもそもターゲットを絞るとはどんなことか
- ターゲットを絞ると売れる理由
について解説します!
そもそもターゲットを絞るとは?
そもそもターゲットを絞るとは、ものすごく簡単にいうと、たった1人のファンを見つけることです!
- あなたの商品がいい!
- あなたのサービスを受けたい!
と、商品やサービスのファンになってくれる1人を見つけることです。
細かくいうと、「女性・30代・○○してる人」などがターゲット選定になります。
そしてその「○○してる30代の女性」に、商品を購入してもらうのがゴールです。
ということは
○○してる30代の女性(あなたのファン)を見つける
ことが、ターゲットを絞る、ということになります!
複雑に考えるよりも、一言で考えた方が理解しやすいかと思います!
なぜターゲットを絞ると売れるの?
なぜターゲットを絞ると売れるのかというと、ターゲットを絞ることで、
よりその人に突き刺さる・響くアピールができるからです!
売れるためにはブランディングなども必要ですが、たった1人のターゲットだけのために考えた
- コンセプト
- キャッチコピー
- 文章
は、その人の心に確実に響きます。
人は、伝わり響くと「ここにしよう!」と決めるものです。
みなさんも「これこれ!求めてたやつ!」と感じたときに、購入に踏み切った経験ないですか?
このように、ターゲットを絞り、その人だけに向けた内容の方が、
よりその人に突き刺さり、より響き、より確実に購入してもらえます。
つまり「売れる」というわけです!
ターゲットを絞るメリット
ターゲットを絞るメリットは大きく2つです!
- ブランディングしやすくなる
- 集客のための作業がしやすくなる
ブランディングしやすくなる
先ほど少し書きましたが、売れるためにはブランディングも必要です。
ブランディングとは、
- この商品欲しい!
- このサービス受けたい!
- この人に教えてもらいたい!
などのように、自分を選んでもらうために必要なことです。
そして自分を選んでもらうためのブランディングには、ターゲットを絞ることで、
- どんなコンセプトにすべきか
- どんな商品やサービスが求められているか
なども考えやすくなり、設計や改善にも役立ちます!
また、私はWebデザイナーをやっていますが、ターゲットが明確になることで、
デザインも「売れる」ためには重要な要素です!
性別や年齢なども含めた細かいターゲット像が決まると、さまざまなことをより細かく決められます。
より細かく決められることで、競合他社と差別化したブランディングができるようになり、その結果「選ばれる」ようになります!
売れるには選ばれる、選ばれるにはブランディング、ブランディングにはターゲットを絞る。
この流れが重要ですが、ターゲットを絞ることで、ポイントとなるブランディングがしやすくなるのがメリットです!
集客のための作業がしやすくなる
ターゲットを絞ることで、たとえばWeb集客でも、
- どの媒体で発信すべきか
- どんな情報を発信するといいか
などが分かり、集客のための作業がしやすくなります!
よく集客のための、ブログやSNSなどの発信で、
- 何を発信すべきか分からない
- 発信してるけど何となくまとまりがない
などの悩みを持つ人が多いです。
ですが媒体や発信すべき内容がしっかり決まることで、これらも解決できます!
ターゲットを絞ることは、いろんなことにメリットをもたらしてくれますよ!
ターゲットを絞る方法を初心者向けに解説
本来ターゲットを絞るときは、市場の調査や○○分析など、専門的な手法を使ってやります。
でもマーケティングの知識がなければ難しく、できるだけ避けたい方もいると思います。
この記事ではマーケターではない初心者の方向けに、できるだけ簡単にターゲットを絞る方法を解説したいと思います!
初心者向けのターゲットを絞るコツ
ターゲットを絞ることは、自分に合ったたった1人を見つけることです。
その「たった1人」の見つけ方はとても簡単で、
- 実際に利用されているお客様
- 悩んでいた過去の自分
- 身近な家族や友人
このような、実際に関わりのある人を1人選ぶことです!
たとえばエステサロンなら、実際に来店いただいてる○○さん、だとイメージしやすいですよね!
他にも自分がエステサロンを始めた理由に、「○○に悩んでた自分がエステによって救われたから」といったエピソードがあれば、
自分が実際に悩んでたということは、他にも同じ悩みを持つお客様がいるはずです。
このように身近な人からターゲットを考えると、「たった1人」をイメージしやすく、絞りやすいと思います!
ターゲットを絞るときの注意点
ターゲットを絞るときは、誰でもどんな人でも選んでいいわけではありません。
不調や悩みを持った人をターゲットにしよう
ターゲットを絞るときは、不調や悩みを持った人をターゲットにしましょう!
なぜかというと、商品やサービスは、何かしらの不調や悩みを解決したい気持ちによって売れるからです!
- 肩こりがひどいから整体に行く
- 綺麗になりたいからエステに行く
- 料理を時短したいからコレを買う
など、悩みを解決するために、○○をしよう!となるわけです。
みなさんもきっと、「○○をどうにかしたいな~」の気持ちから購入に至るのが多いはずです!
なのでたとえば、「仲がいいから」が理由で、友人のAさんをターゲットにするのはダメですよ!
ターゲットを絞ると集客数が減りそうだけど大丈夫?
ターゲットを絞ることで、その分の集客数が減ると心配になりますよね。
でも大丈夫です!
たしかに集客数は落ちますが、大事なのは集客数よりも成約数だからです!
大事なのは「集客数」よりも「成約数」
自分の得意や強み、さらにサービスや商品は、
自分に合った「たった1人」のターゲットに伝えることで、実は売れやすくなり、結果売上アップになります!
意外にも多数に向けた内容は、無難すぎて響かず、集客できたとしても成約に至りません。
たとえばA・B・Cのお店があって、
- AとBは普通過ぎて他との違いが分からない
- Cはかなり惹かれるポイントがある
なら、迷わずCを選ぶそうです。
ありきたりで無難な内容は、一見多くの人を集客できそうに思いますよね。
でもいくら集客できたとしても、成約しなければ事業としては意味がありません。
なのでたった1人に向けて、その人になら絶対響く!という内容を用意しましょう!
さらにここでも「1人だけに響いても、集客数が少なかったら結局、、」と不安に思うかもしれません。
ですが大丈夫です!1人に響く内容は、意外と他にも魅力を感じてくれる人がいます。
さらに、濃い内容で響いたのなら、それは確実に自分に合ったお客様ということでもあります。
価値観に相違がなく、自分にぴったり合ったお客様なら、リピーターになりやすいメリットもありますよ♪
私がターゲットを絞ったときの事例・経験談
私は現在フリーランスでWebデザイナーをやっていますが、ターゲットを絞ったことで売上がアップしたお話をご紹介します!
ホームページ制作のターゲットを絞ったら売れた事例
私はホームページ制作を仕事としていますが、ターゲットを絞ったことにより、
- 売れるようになった
- 自分が求めるお客様を集客できるようになった
という影響がありました!
元々は細かくターゲットを絞っておらず、「おしゃれなホームページ制作」という広めの設定でした。
ですがそれでは、いろいろ試行錯誤したところで、閲覧数は増えても成約には繋がりませんでした。
ホームページ・SNS・クラウドソーシングなど、どの場所でも売れずに半年ぐらい悩みました。
そんな中、売れているWebデザイナーや個人事業主を見ていると、何かしらに特化している人が多いことに気づきました。
そこで私も「ターゲットを絞った方がいいかも」と思い、
- 女性向け
- 個人事業主
- サロン系
- 美容系
など、細かく絞りました。
すると、だんだん売れるようになったんです!
最初はポツポツとでしたが、実績が増えるにつれて、さらに成約数も増えていきました。
何カ月も悩んでいたのが噓のように、忙しい毎日になりました!
ターゲットを絞ると、上記の条件に当てはまらない人は、もちろん成約には至ってくれません。
ですが当てはまる人は、高確率で成約に至ってくれるようになったので、結果的には売上アップになりました!
ターゲットを絞ることは不安もあるかもしれませんが、私が実体験として効果を感じているので、ぜひ試してみてくださいね!
ターゲットを絞ったらブランディングもやってみよう!
この記事では、ターゲットを絞ると売れる理由やメリット、絞る方法を解説しました。
ターゲットを絞ると売れます!
逆にいうと「売るため」にはターゲットを絞りましょう!
ターゲットを絞るには、市場調査や分析など、専門知識で導き出す方法もあります。
しかし難しい場合は、自分に合ったたった1人を見つけると考えれば、案外簡単にできます!
下記の記事では3C分析などもご紹介してますが、初心者向けに簡単に解説してるので、ぜひ参考にしてください!