Web業界の職種は?それぞれの仕事内容や必要なスキルを徹底解説!
こんにちは、Sakiです!
Web業界の職種ってなにがありますが?デザイナーやディレクターなどいろいろあるみたいですが、詳しく知りたいです!
Webデザイナーは主にホームページなど、Webサイトを制作する仕事ですが、
サイト制作といっても完成までにはいろんな工程があり、たくさんの人や職種が携わっています。
そしてその各工程に携わる職種には、デザイナーやディレクターなどの呼び名が付いています。
この記事ではWebサイト制作に携わる職種と、それぞれの仕事内容や必要なスキルについて、現役Webデザイナーが詳しく解説しています!
Webサイト制作の基本的な流れをご紹介
職種の解説に入る前にまずは、Webサイトを作るときの基本的な流れをご紹介したいと思います。
Webサイトを作るときは、だいたい下記の流れで進めていきます。
- ヒアリング
- ターゲットや目標の選定
- ワイヤーフレームの制作
- デザイン
- コーディング
Webサイトが完成するまでには、これだけの工程があります!
たとえばホームページを制作するにしても、いきなり「じゃあデザインを始めよう!」ということにはなりません。
まずはクライアントへのヒアリングから始まり、情報の整理や構成を考えてから制作に入り、上記の工程で納品まで進めます。
Webサイト制作に携わる職種と仕事内容について
Webサイトの制作には、これだけの職種が携わっています。
- ディレクター
- デザイナー
- コーダー
- プログラマー
- マーケター
ただ、すべての制作会社でこれだけの職種の人が働いているとは限りません。
それなりに規模のある制作会社では人を雇う余裕もあるので、それぞれの職種が揃っており、プロジェクトに適した人たちでチームを組んで制作を進める場合が多いです。
逆に小さな制作会社だと、職種が揃っていないため、制作の工程を1~2人で進める場合もあります。
大きめの会社に制作依頼をすると100万円以上かかることもありますが、それはこれだけの人件費がかかることが1つの理由です。
ディレクターの仕事内容
Webディレクターは、Webサイト制作の指揮をとる統括責任者のようなポジションです。
Webディレクターが全体の話をまとめ、指示を出すことでデザイナーやエンジニアの仕事が始まります。
統括責任者として全体を動かすので、豊富な知識や経験が必要です!
具体的な仕事内容は下記です。
- クライアントとの打ち合わせ・ヒアリング
- サイトの目標選定や企画・提案
- プロジェクトチームを組む
- サイト制作全体の進行管理
Webディレクターはこのように、直接的な制作以外のほとんどに携わっています。
なのでWebディレクターには、Web全般に関する幅広い知識が必要です。
- マーケティング
- プレゼンテーション
- コミュニケーション
- 設計能力
- マネジメント
- スケジュール管理
- リーダーシップ
- Webサイト制作の知識
このように制作知識はもちろん、クライアントとのコミュニケーション力や提案スキルも必要です。
制作スキルだけを積めばなれるポジションではないので、誰にでもできる訳ではありません。
それにワイヤーフレームという、サイトの基盤を作るのもWebディレクターの仕事になります。
ワイヤーフレームの精度によって、Webサイトが目的を果たせるものになるか左右されるので、とても重要な部分です。
ディレクターは全体をまとめる1番重要な役割と、制作自体の重要な部分も握っている、とんでもなく責任の大きいポジションです。
全くの未経験からディレクターになるのは難しく、ほとんどがデザイナーやエンジニアなど制作側の知識を付けてから、その後のステップアップとして目指すようです!
デザイナーの仕事内容
デザイナーは、名前の通りサイトのデザインを制作するポジションです。
仕事内容は、ディレクターから指示されたワイヤーフレームに沿って、サイトのデザインを考えていくことです。
デザイナーに必要なスキルや知識は下記です。
- Photoshop
- Illustrator
- 色彩
- タイポグラフィ
- デザインのトレンド
PhotoshopやIllustratorなどの、デザインソフトの操作スキルは必須です。
そしてそれ以外にも、色彩や文字に関するタイポグラフィや、デザインのトレンド知識なんかも必要です。
いろんなWebサイトや街中を見て、常にデザインのトレンドをキャッチしておくことが大切ですよ!
ちなみにデザイナーには、独創的なセンスや芸術の才能はなくても大丈夫です!
Webサイトのデザインは、あくまで掲載情報を見やすくしたり、目的を達成させるために必要なものです。
ターゲットに合わせたデザインの発想力は必要ですが、芸術的なほどのセンスは無くても大丈夫です!
私もWebデザイナーをやっていますが、美大卒でもなく絵も描けませんが、問題なく仕事ができています!
コーダーの仕事内容
コーダーは、デザインを基に、コードを使ってWebサイトを組み立てるポジションです。
デザイナーからデザイン案をもらって、それを基にコーディングしていきます。
コーダーに必要なスキルは下記です。
- HTML
- CSS
HTMLとCSSはコーディングの基礎知識となります。
コードに拒絶反応を示す人には難しいですが、ある程度大丈夫という人にとっては、そんなに難易度は高くありません!
私もHTMLとCSSは勉強しましたが、スクールで学んで3ヶ月もあれば覚えられます!
コーダーの仕事のいいところは、デザイナーと違って正解があることです。
デザインは正直見る人の好みにもよるし、このデザインにすればいい!という正解がないですが、コーディングには必ず正解があります。
コードは1文字でも間違えると反応しない難しさはありますが、デザイン通りに組み立てられればOKなので、その点では負担は少ない気がします。
デザインは苦手だけどWebデザイナーになりたい場合は、コーダーがおすすめです!
とはいえ全くコーディングができないWebデザイナーは危険でもあります。苦手であっても最低限は身につけておきましょう!
プログラマーの仕事内容
プログラマーは、コーダーよりさらに複雑なシステムを構築するポジションです。
コーダーが基礎的なコーディングをしたうえで、プログラマーがより動的で使いやすいサイトにしていきます。
プログラマーに必要なスキルは下記です。
- Java
- PHP
- Ryby
このような言語スキルが必要で、コーダーよりも難易度が高くなります。
コーダーとプログラマーの違いは?
コーダーとプログラマーの違いは少しややこしいですが、下記の違いがあります。
- コーダー:「静的」なサイト構築
- プログラマー:「動的」なサイト構築
コーダーはデザイナーが考えたデザインの骨組み部分を構築するのに対して、プログラマーはその骨組みにさらにコードを追加し、動きを付けたり使いやすいシステムにするという感じです。
この違いを車に例えてみたいと思います。
- デザイナーが車のデザインを考える
- コーダーがそれを車の形にする
- プログラマーがその車に、エンジンやクーラーを実装する
この例えでも、いまいちピンと来ないかもしれませんが、、、笑
とにかく、コーダーよりもプログラマーの方が複雑で、難しいスキルが必要ということです!
難しい分収入が高いのはプログラマーなので、収入面を重視したいなら、コーダーよりもプログラマーがおすすめです。
プログラミングは現在副業や転職など、男女問わず人気で目指す人が増えている仕事です!
もし興味があるなら学習にはTechAcademy [テックアカデミー]がおすすめで、自宅にいながら現役エンジニアから学ぶことができます。
学習後には必ず仕事を紹介してもらえる保証があったり、手厚い転職サポートがあるなど、学習以外にも充実しています!
無料相談もあるので、自分に向いてるか心配な方は、1度気軽に相談してみてくださいね!
マーケターの仕事内容
マーケターは、Webサイトに関するマーケティングの施策を行うポジションです。
どのようにしてサイトをアピールしたり、訪問者数をアップさせるかを考える仕事です。
Webディレクターと一緒に企画から参加したり、Webサイト完成後の運用などもありますよ!
Webサイトは完成しても、その後に集客やお問い合わせなどが無ければ何の意味もありません。
マーケターはWebサイトをしっかりと活きたものにするために、重要な役割を担っています。
マーケターに必要なスキルは下記です。
- 数字やデータからの分析力
- Googleの最新情報のキャッチ
- 顧客のニーズやWeb市場の動向調査
- 試行錯誤や改善能力
- マーケティング全般知識
いろんなデータや情報から分析して、マーケティングに関するあらゆる知識を使い、Webサイトへの施策を行います。
集客にはSEOやSNSなどさまざまな方法がありますが、サイトには何が必要で不要かを見極める力が重要です!
ちなみにマーケティングが分かるWebデザイナーは重宝されるので、マーケターになるつもりがなくても学んでおくのはおすすめです!
マーケティングの知識はブログの運営で実践的に身につけることができます。Webデザイナー初心者のブログ運営はとてもおすすめなので、ぜひ下記の記事も参考にしてください!
Webサイト制作はいろんな職種が携わって完成している!
この記事では、Webサイト制作に携わる職種について、種類や仕事内容を解説しました。
Webサイトの制作はデザインだけでなく、コーディングやマーケティングなどたくさんの工程があり、いろんな職種の人が携わっています。
どの職種にも大変さや楽しさがあるので、自分に合ったものを見つけて、必要なスキルを身につけていってくださいね!
Webデザイナーの年収や目指す方法については、下記の記事でご紹介しています。ぜひこちらも参考にしてくださいね!