資格は必要なし!私は資格ゼロでもWebデザイナーになれた「スキルや経験の方が大事」

こんにちは、Sakiです!

Webデザイナーに資格は必要ですか?
Webデザイナーに資格が必要かどうか、未経験から目指す方にとっては気になるところですよね。
結論から先にお伝えすると、Webデザイナーに資格は必要ありません。資格よりもスキルや経験の方が大事です!



実際に私は、資格ゼロでも未経験でWeb制作会社に入社できたし、現在も資格ゼロのままフリーランスで活動しています!
しかし未経験でWebデザイナー転職する場合には、資格が役立つこともあります。
この記事では、Webデザイナーに資格が必要ない理由や、資格が役立つ場合の状況、そしてもし取得するならおすすめの資格について解説します!
Webデザイナーに資格は必要なし!スキルや経験の方が大事な理由


まずは、Webデザイナーに資格は必要なく、スキルや経験の方が大事な理由をお伝えします。
Webデザイナーは資格よりもスキルや経験が圧倒的に重視される
Webデザイナーは資格よりも、スキルや経験の方が圧倒的に重視されます!
なぜなら、「資格を持っている=仕事ができる」ではないからです。
資格は最低限の知識があるという証明にはなりますが、Webデザイナーが求められているのは、最低限の知識よりもスキルです。
企業の求人に書かれている応募条件からも分かりますが、「○○資格保有」ではなく「実務○年以上」や「Photoshop・Illustratorの操作」が多いですよね。
こういったことからも、Webデザイナーは資格よりもスキルや経験の方が圧倒的に重要ということが分かります!



資格以外にも、何が必要か・求められているかは、企業の応募条件を見ると分かりますよ!
フリーランスでも資格よりスキルが大事!
Webデザイナーに資格が必要ないということは、フリーランスの場合でも同じです。
フリーランスならなおさら、資格よりもスキルや経験の方が大事です。
私は現在フリーランスとして活動していますが、フリーランスになりたての頃でも資格の有無を聞かれたことはないし、必要性を感じたこともありません。



フリーランスになってからは「○○できますか?」と技術面に関してダイレクトに聞かれることがあるので、やはり資格よりもスキルが大事だと感じます!
ちなみにWebデザイナーは、資格だけでなく学歴も関係ありません。
私は高校中退(短大卒)という学歴となっていますが、制作会社にも採用してもらえました!
もし学歴に不安がある方は、ぜひ下記の記事も参考にしてください。


資格が必要ないならWebデザイナーはどうやってスキルを証明するの?
Webデザイナーが資格以外でスキルを証明する方法は、作品や実績を作ってポートフォリオにすることです!



作品というのは名刺やリーフレットなどの印刷物、もしくはバナーやWebサイトなどがあります!
資格がなくても作品が作れるということは、ある程度のソフトの操作ができるという証明になります。
また、作品からデザインも伝わるので「どれだけのデザイン力があるか」や「デザインに対する考え方」なども分かります。
資格はただの知識の証明ですが、作品からはいろんなことを伝えられるので、どうせ頑張るなら作品作りに力を注ぐ方がいいですよ!
下記の記事では、私がWebデザイナーの転職で実際に使ったポートフォリオの紹介と作り方を解説しています!


未経験からのWebデザイナー転職なら資格が役立つ場合はある


Webデザイナーに資格は必要ないと書きましたが、未経験からの転職なら役立つ場合はあります。
もちろん資格が必須ではないことは事実なので、資格を取得したからといって確実に転職が成功するわけではありません。
しかし上でも書いたように「最低限の知識がある証明」にはなるので、自分のスキルをアピールする補助としては役立ちます!
資格はWebデザイナーのプラスαの材料として取得しよう!
大前提として、未経験からのWebデザイナー転職で1番重要なのはポートフォリオや実績です。
なのでまずは、作品づくりやポートフォリオの作成を頑張りましょう!
そしてそこにプラスαとして資格があれば、さらにやる気や意欲をアピールする材料にはなります。



資格は二の次というとあれですが、それぐらいのポジションで考えるのも、あながち間違いではありませんよ!
Webデザイナーが資格を取得する場合のおすすめ3つ


Webデザイナーの資格が必要と感じたら、取得するのにおすすめなのは下記の3つです!
- ウェブデザイン技能検定
- アドビ認定エキスパート
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定は、Webデザインに関する知識があることを証明するための検定です。
試験は1級から3級があり、それぞれ「実技試験と学科試験」の両方への合格が必要です。
さらに2級と1級は実務経験が必要なので、未経験者は3級の受験のみとなります。
難易度と費用
1~3級の難易度と費用はこちらです。
- 3級難易度:60-70%、費用:学科6,000円/実技8,000円
- 2級難易度:30-40%、費用:学科7,000円 / 実技16,000円
- 1級難易度:10-20%、費用:学科8,000円/実技 25,000円
*なお25歳未満の在職者は、少し費用が安くなるなどの制度があるようです。



ちなみに1級と2・3級では合格証書の発行元が異なります。
- 1級の合格→厚生労働大臣
- 2級・3級の合格→当協会理事長
アドビ認定エキスパート
アドビ認定エキスパートは、Adobe製品に関する知識や操作能力を証明するためのものです。
この試験で受けられるのは、下記の3つのAdobeソフトです。
- Photoshop
- Illustrator
- Premiere Pro
費用は、10,780円(税込/一般価格)・8,580円(税込/学割価格)です。
この資格はAdobeソフトを使える証明にはなりますが、ソフトの操作は作品やポートフォリオから伝えるのが1番いいです。もし取得する場合は、自分の実力を試すテストという位置での使い方がおすすめです!
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Googleアナリティクス個人認定資格は、名前のとおりGoogleアナリティクスへの知識を証明する資格です。



Googleが公式に出している資格で、無料で受験できますよ!
これはWebデザイナーとして、デザインや技術以外に、マーケティング要素にも携わりたい人におすすめです。
Googleアナリティクスはサイトの分析に必要なもので、この資格ならフリーランスなどの個人活動にも、少しぐらいは貢献するかもしれません。
ただ、やはりこれも知識の証明なだけで、1番効果的なのは実際に自分でサイトを運営してみて得た知識です。



とはいえ転職には役立つ場合もあることや、合格ラインは80%なので、暇つぶしや力試しに受けてみるのはありですよ!
Webデザイナー向けの資格は独学でも十分取得できる!


この記事で挙げた「ウェブデザイン技能検定3級・アドビ認定エキスパート・Googleアナリティクス個人認定資格」は、独学でも十分取得できるレベルです!
資格の難易度は高くない!お金をかけず効率的に学ぼう
何度も書いていますが、Webデザイナーにとって資格は必須ではないので、資格取得にお金をかけるぐらいならスクールにかけた方が断然メリットがあります!



資格にはできるだけお金や時間をかけずに学びましょう!
この記事で挙げた資格の勉強には、参考書もたくさんあるし、Udemyなどを利用すれば動画でも学ぶことができます。
下記の記事ではデザインやIllustrator・Photoshopの学習におすすめの本をご紹介しているので、合わせて参考にしてください!


また、Udemyで学習する場合はウェブデザインコースからPhotoshopやIllustrator、デザインに関する教材を選べます。



Udemyは自分が学びたいスキルのみを購入できるので、無駄な出費を抑えて学習できますよ!
資格の「取得」ではなく学びの「過程」が重要
資格を取得する場合に大事にしてほしいのが、「取得」ではなく学びの「過程」です。
資格が必要ではないWebデザイナーにとって、資格は取得した事実よりも、そのために勉強した過程の方がよっぽど重要です!
資格そのものが活きるというよりも、その過程で学んだことが自分のスキルのレベルアップとして活きます。
資格を取得してもその後に内容を忘れてしまっては意味がありません。逆に資格を取得できなかったとしても、きちんと学習したことが身についているならOKです。
未経験からの転職には資格が役立つこともありますが、せっかく勉強をするのなら、あくまでも取得そのものではなく、自分の知識やスキルの上達のためにということで学んでくださいね!
資格は必要なし!私は資格ゼロでもWebデザイナーになれた:まとめ
この記事のまとめですが、Webデザイナーに資格は必要ありません。資格よりもスキルや経験の方が大事です!
しかし未経験からの転職では、ポートフォリオや実績以外で自分のスキルをアピールする補助としては役立ちます。



資格はあくまでも、Webデザイナーのプラスαの材料として取得しましょう!
もし資格が必要だと感じて取得する場合、資格の取得そのものではなく、勉強している過程が重要です。
なので資格を取得できなかったとしても、学習中に内容がしっかりと身についているのならOKで、資格を取得するために努力した意味もあります!



Webデザイナーに資格は必須ではありませんが、もし必要だと感じたなら、過程を重視しながら学習して取得してみてくださいね!