Webデザイナーの就職先4つと仕事内容|就活の進め方やポイントも徹底解説!
こんにちは、Sakiです!
Webデザイナーにはどんな就職先がありますか?また、就活の進め方や採用されるためのポイントを教えてください!
Webデザイナーには制作会社以外にもいくつかの就職先がありますが、仕事内容や求められるスキルが異なります。
この記事では、Webデザイナーの代表的な就職先4つと、それぞれの仕事内容や必要なスキルを解説しています!
また、私は現在フリーランスでWebデザイナーをやっていますが、フリーランスになる前は制作会社に勤めていたことがあります。
実際に制作会社に就職した経験をもとに、就活の進め方やポイントなどもご紹介したいと思います!
- Webデザイナーの就職先
- Webデザイナーの就職までの流れ4ステップ
- 未経験Webデザイナーの就活のときの注意点
- 未経験からのWebデザイナー就職のポイント
Webデザイナーの代表的な就職先4つと仕事内容
Webデザイナーの代表的な就職先4つは下記です。
- 制作会社
- インハウス
- ECサイトの運営会社
- フリーランス
それぞれ詳しく解説していきます。
制作会社
Webデザイナーとして1番目指す人が多く、一般的な就職先は「制作会社」です。
将来的にどんなキャリアを目指すにしても、まずは制作会社に勤務して、スキルを高めることが多いです。
私も制作会社に勤めました!
仕事内容は、会社の大きさや方針によって異なります。
- 大きい会社→従業員が多い、役割分担がある、取引先やプロジェクトは大きめ
- 小さい会社→従業員が少ない、1人で全て担うところもある、取引先やプロジェクトは小さめ
大きい制作会社の特徴や仕事内容
大きい会社は従業員の人数が多く、役割分担で仕事をする場合が多いです。
たとえばデザイナーやプログラマーなどが分かれており、それぞれ得意な人が就いています。
扱うプロジェクトも大きく、従業員数によってはそれごとにチームが組まれていたりします。
ドラマなんかでは、チームを組んでプロジェクトを遂行するようなタイプが多く見かけられますね!
また、求人サイトでは、デザイナー・コーダー・プログラマーなど、職種ごとに募集がかけられていることが多いです。
まずは自分が目指したいWebデザイナー像に合った職種を知り、それに合わせてスキルを強化するのがおすすめです!
Web業界の職種や必要なスキルは下記の記事で解説しています。合わせて参考にしてください。
小さい制作会社の特徴や仕事内容
一方で小さめの会社は、そもそもの従業員が少ないので、役割分担もなく1人で1案件をこなしたりします。
もちろん会社の方針にもよるので役割分担があるところもありますが、私が勤めた会社では1人1案件で進めていました!
一部のスキルを徹底的に磨きたい、少しずつ丁寧に学びたい、大きなプロジェクトをチームで進めたいなら大きめの会社がおすすめです。
逆に短期間でいろんなことを学びたい、幅広くスキルを身につけたいなら、小さめの会社がおすすめです!
求人サイトでは、イラスト系ソフトの操作からコーディングスキルまであることが、募集条件に記載されている場合が多いです。
Webデザイナーに必要なスキルをまんべんなく身につけておきましょう!
インハウスデザイナー
インハウスデザイナーというのは、一般企業の中のデザイン部門という感じのポジションです。
なので仕事内容は、所属する企業が展開しているサービスに関する制作のみとなります。
たとえば、自社開発のオリジナル化粧品を展開するメーカーであれば、
- 製品紹介のパンフレット
- 店舗の販促物
- 化粧品のパッケージ
- ECサイトやコーポレートサイトのWebデザイン
このような感じで、グラフィックからWebまで幅広く手掛けることが多いようです。
制作やデザインスキルを持った社員は限られるので、一旦は制作会社に勤務して、ある程度スキルを身につけてからの転職がおすすめです!
ECサイトの運営会社
ECサイトの運営会社とは、言い換えるとオンラインショップの運営会社です。
こちらも自社ブランドの対応となり、所属する企業の商品販売に関わっていきます。
仕事内容は下記のような感じです。
- 商品のページ作成
- 商品の出品業務
- サムネイル作成
- 売上管理・アクセス分析
デザイン業としてはECサイトのページ作成や、サムネイル作成が多いです。
ですがこの仕事では、売上管理やアクセス分析といった、マーケティング分野にも携わります。
マーケティングは、サイト運営においてかなり重要な部分であり、これからのWebデザイナーに求められるスキルでもあります。
身につけておくと今後に活かせるおすすめのスキルです!
フリーランス
フリーランスは個人での活動なので就職先とは少し違いますが、一応ご紹介として挙げておきます。
フリーランスは、自分次第でいろんな働き方を実現できるのが特徴です。
たとえば、こんな感じの働き方があります。
- 完全に自分1人で全てを行う
- 一部を外注化して得意なことに専念
- チームを組んで協力し合う
フリーランスといえど、必ずしも1人でこなす必要はありません。
効率を考えることも大切なので、苦手なことは誰かに頼んでしまうのもありですよ!
ちなみに私はとことんこだわりたいので、全て1人で行っています!
Webデザイナーの就活の進め方を4つのステップで解説
Webデザイナーの就職までの流れは、下記の4ステップで進めていきます。
- スキルを習得する
- ポートフォリオ作成
- 就職する企業を探して面接
- 就職
①スキルを習得する
まずはスキルの習得からスタートです。
Webデザイナーとして就職を目指すなら、最低限下記の知識は身につけておきましょう!
- デザインスキル→PhotoshopやIllustrator
- デザインの知識→色やフォントのことなど
- コーディングスキル→HTML/CSS
これらは独学でも可能ですが、できればスクールを受講する方がおすすめです。
スクールの受講がおすすめな理由
スクールでは効率よく学習できるうえ、プロから添削してもらえたりするので、圧倒的にスキルが伸びます。
また、講師に質問できたりメンターサポートがあるなどの環境から、独学に比べて挫折率が少ないです。
そしてなんといっても就職がゴールであれば、「就職支援サポート」が受けられることに大きなメリットがあります!
スクールには制作会社との太いパイプがあるので、より多くの「良質な企業」を紹介してもらえたりします。それにスクールと制作会社の信頼関係があるので、採用率が上がるメリットもありますよ!
会社の質によって、Webデザイナーとしての将来的な自分の価値も変わります。できるだけ質のいい会社に就職するためにも、スクールを介す方がいいですよ!
就職支援保証があるスクールで、おすすめなのは下記の2つです。
- デジタルハリウッド STUDIO by LIG➡大手会社運営の本格派Webデザインスクール。卒業後も就転職のサポートは無期限。マンツーマンでのポートフォリオ添削もあるので、スクール選びに悩んだらココ!
- クリエイターズファクトリー➡卒業がないWebデザインスクールで、無期限の転職サポートあり。卒業後も教材を使い続けられるので、就職後もさらにスキルアップしていきたい方におすすめ!
どちらも無料の説明会・相談会が設けられているので、ぜひどちらも参加して、自分に合った方を見つけてくださいね!
上記のスクールは下記の記事でも詳しくご紹介しています。比較検討のためにもぜひ参考にしてください!
②ポートフォリオを作成する
スキルを身につけたら、次はポートフォリオを作成します。
ポートフォリオはデザイナーにとって、履歴書以上に大切なものです。くれぐれも忘れずに作ってくださいね!
ホームページ制作を希望するWebデザイナーであれば、下記の2種類を用意しましょう。
- Web上で閲覧できるポートフォリオサイト
- 面接時に見せられる紙のポートフォリオ
Web上で閲覧できるポートフォリオサイトは、デザインやコーディングスキルをアピールすることができます。
企業によっては申し込み時点で、ポートフォリオのURL記載を求めるところもあるので、事前に準備しておいてくださいね!
紙タイプのポートフォリオは、私は面接のときに使いました。
紙のポートフォリオには制作物の詳細、たとえば制作の時に工夫したことなどを書きこんだりしておきます。
下記の記事では、私が実際に使った紙のポートフォリオをお見せしながら、作る手順やポイントを解説しています!
③就職する企業を探して面接
いよいよここからは、自分が就職する企業を探して面接に挑みます。
上でも書いたように就職支援サポートがあるスクールを受講していれば、企業の紹介から面接まですべて進めてくれるはずなので、プロに任せましょう!
もしそういったスクールを受講していない場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです!
転職サイトと転職エージェントの違いとは?
- 転職サイト→自分で求人を探して応募、書類などは全て自分で準備
- 転職エージェント→プロに求人を紹介してもらえる、書類や面接対策などのサポートもある
このような違いがあります。転職サイトはすべて自分でやらなければいけませんが、転職エージェントならいろんなサポートをしてもらえます。
簡単にいうと転職エージェントを通せば、就職支援サポートがあるスクールと同じようなサポートが受けられるという感じです!
そして転職エージェントでは『非公開求人』を扱っていることも、利用する大きなメリットです。
就職支援サポートがあるスクールのように、独自のパイプがあるので、一般では応募できない企業にも応募することができます!
Webデザイナーの求人は「経験者」が条件の企業が多く、そもそも応募さえできないことが多いんです。
しかし転職エージェントが扱う非公開求人の中には、「未経験OK」の企業もたくさん見つかったりします。
そしてさらには書類や面接対策も、すべて無料でサポートしてくれるので、使わない手はありません!
転職エージェントはタイミングや相性もあります。
なので3社ほど登録して、いくつか企業の紹介をしてもらいながら、自分に合った場所を見極めるのが大切です!
決して怪しいものではなく、たくさんの方が利用しているので、安心してどんどん使ってくださいね!
④就職
採用が決まれば就職成功です。無事に就職できた方はおめでとうございます!!
あとはその職場でのことに専念するだけでいいんですが、少しだけポイントがあります。
もし将来的に独立を目指しているなら、少しでも早くそのための行動を始めましょう。
「やっと就職できたのにもう!?」と思うかもしれませんが、早いに越したことはありません。
- 副業OKなら副業しつつ自分の実績を作っておく
- 自分のサイトを育てる(ブログを運営してSEOを学んだり、集客できるサイトにしておく)
- SNSでの発信に慣れたり、フォロワーを増やしておく
これらのことは、フリーランスになってからの案件受注に役立ちます!
上記はすべて時間が必要になるので、会社での仕事も大変だとは思いますが、できるだけ早めに取りかかるのがおすすめです!
Webデザイナーが就活するときの注意点
未経験OKでも最低限のスキルは必要「0スキルはダメ」
求人に「未経験OK」「Web業界の知識が全く無くても大丈夫」など書かれていることがありますが、
「未経験OK=スキルや知識が0でもOK」というわけではありません。
お恥ずかしながら私は「未経験OK=スキルや知識が無くても大丈夫」と勘違いしていたことがあります。
スクールを受講する前で、独学すらしておらず、スキルも知識も無い状態で面接に挑み、当たり前のように落ちました(笑)
「せめてここまでは作れるようになってから来てくださいね」と言われて、恥ずかしくなったのを今でも覚えています。
なかには「完全未経験OK!1から教えます!」という会社もありますが、そういったところは派遣やバイトが多いです。もし正社員を希望していたり、収入面や待遇を考慮するなら、最低限のスキルを身につけておくのが無難です!
ポートフォリオが作れるぐらいのスキルは持っておこう!
最低限のスキルがどれくらいか分からない方は、「ポートフォリオが作れるぐらい」を目安にするといいですよ!
上でも書いたように、Webデザイナーの就活ではポートフォリオが必須です。
そしてポートフォリオを作るには、まずは名刺やチラシなどのグラフィック系、もしくはWebサイトの制作をしなければいけません。
それらが作れると、ひとまずのソフトの操作スキルや、コーディングスキルがあると証明できることとなり、それが最低限のラインとなります!
理想のWebデザイナーを目指して就職しよう!
この記事では、Webデザイナーの就職先や就活のときのポイントについて解説しました。
Webデザイナーの代表的な就職先は下記の4つです。
- 制作会社
- インハウス
- ECサイトの運営会社
- フリーランス
Webデザイナー就職を有利に進めるなら、就職支援サポートがあるスクールを受講するか、転職エージェントの利用がおすすめです!
どちらも企業との太いパイプや、就活のプロとしての知識や経験が豊富なので、より良い就職を叶えることができます。
この記事が少しでも、理想のWebデザイナーとしての就職の参考になれば幸いです。