こんにちは、さくらこです!

WordPressをインストールしました。最初にやっておいた方がいい設定などはありますか?
このような質問にお答えします。
WordPressをインストールしたら、デザインの作成や記事を書く前に、下記の初期設定をやっておきましょう!
- サイトタイトル&キャッチフレーズ
- サイトアドレス確認とSSL設定
- 管理者メールアドレス
- 日付・時刻
- パーマリンク
- コメント機能
- カテゴリー
- テーマの導入
多く感じるかもしれませんが、意外とすぐに終わります!



途中から変更するとエラーになるものもあるので、必ず最初に済ませておいてくださいね!
この記事では、WordPressのインストール後にやるべき初期設定について、画像付きで分かりやすく解説するので、初心者の方も安心して進めてくださいね!
WordPressインストール後必ず最初にやるべき初期設定8つ
それでは、WordPressで必ず最初にやるべき初期設定8つについて、順番に解説していきます!
サイトタイトル&キャッチフレーズ
まずはホームページのメイン情報になる、タイトルとキャッチフレーズを確認します。


ここはWordPressをインストールしたときに、設定が完了している方もいるかと思います。



もし変更したい場合は、ここから行ってくださいね!
- 管理画面「設定」→「一般」
- サイトタイトル&キャッチフレーズから設定
タイトル&キャッチフレーズのポイント
これからサイトの名前を決められる場合は、あまり難しい名前にはせず、誰でも覚えられる名前にするのがポイントです!
お店やサービスのホームページの場合は、すでに決まっているお店・サービスの名前を付けるのでも構いません。



当サイトでは、「女性デザイナーによるWeb制作・集客ブログ」がキャッチフレーズです!
サイトアドレス確認とSSL設定
サイトアドレス確認
サイトのアドレスに間違いがないか確認しておきましょう!
この部分が、自分が想定しているアドレスで間違いないか確認しておきます。
たまにあるのが、サーバーの初期ドメインにWordPressをインストールしてしまった場合の「○○○.srv.jp」になっているなどです。



独自ドメインを取得しているのであれば、しっかり活用できるように、必ず独自ドメインの方にWordPressをインストールしてくださいね!
SSL設定
SSLとは、通信内容の「暗号化」の仕組みのことで、安全にサイトを閲覧できるようにするためのセキュリティ対策です!


SSLが設定されているサイトであれば、画像のように「https」となり、鍵マークが付いています。



もしここが「http」のままになっている場合は、SSLの設定をしておいてください!
SSLの設定には、サーバー側とWordPress側の2つでの作業が必要です。
サーバー側での設定
まずはサーバー側でSSL設定ができているか確認します。


- エックスサーバーの「サーバーパネル」にログイン
- ドメイン項目の中から「SSL設定」を選択


- SSL設定を行うドメインを選択します


- 右側のタブ「独自SSL設定追加」を選択
- 対象ドメインを確認して「確認」をクリック
以上でサーバー側の設定は完了です!
WordPressでの設定
次にWordPress側で設定をしていきます!


- 管理画面「設定」→「一般」
- WordPressアドレスの「http」のあとに「s」を追加
- サイトアドレスの「http」のあとに「s」を追加



WordPress側でのSSL設定は、これだけで完了です!
サイトを更新して、URLの部分が「https」に、そして鍵マークが付いていればOKです!
管理者メールアドレス


- 管理画面「設定」→「一般」
- 管理者メールアドレスを確認する
WordPressの管理用アドレスを変更する場合は、ここから行います。
メールから承認手続きを行ったあとは、WordPressの管理画面からきちんと変更されているか確認してくださいね!
日付・時刻
日付・時刻もお好きな表示に変更することができます。


- 管理画面「設定」→「一般」
- 日付と時刻の形式を、好きなものにチェック
パーマリンク
パーマリンクとは、URLの後ろに付く文字の部分です。
たとえばこの記事であれば、
https://etorire-design.com/wordpress-initialsetting
の「wordpress-initialsetting」の部分にあたります。
パーマリンクは途中から変更するとエラーの原因になります。必ず最初に設定しておいて、設定後は変更しないようにしてください!



私自身パーマリンクをよく知らないときに途中で変更して、ページが真っ白になり慌てたことがあります。皆さんも要注意ですよ!


- 管理画面「設定」→「パーマリンク」
- 「投稿名」にチェック
とくに強い希望などが無ければ、投稿名にしておくのがおすすめです!
コメント機能
投稿した記事からコメントを受け付けたくない場合は、コメント機能をオフにしておきましょう。


- 管理画面「設定」→「ディスカッション」
- 「新しい投稿へのコメントを許可」からチェックを外す
もしコメント機能を使う場合は、海外からの迷惑コメント(スパム)が多くなるので、対策が必要です。
下記の記事を参考に、迷惑メールの対策も合わせてしておいてください!


カテゴリー
カテゴリーは記事を投稿するときに使います。
カテゴリーは設定しないと「未分類」になりますが、できるだけ未分類は避けるようにしましょう!


- 管理画面「投稿」→「カテゴリー」
- 「名前」→カテゴリー名を入力
- 「スラッグ」→URL上に表示させるものを入力
- 入力したら下の「新規カテゴリーを追加」をクリック
カテゴリー名は、たとえば料理に関するサイトの場合、名前を「料理」でスラッグを「cooking」など。
スラッグは「https://sakurako-shine.com/cooking」部分になるので、
できれば英語での入力がおすすめです!



日本語でも大丈夫ですが、URLをコピーしたときに文字化けになったりします。


カテゴリーが追加されると、右側にこのように表示されます。



画像は、名前もスラッグも両方英語で入力したものです!
テーマの導入
テーマとは、WordPressのデザインや機能などを設定できるものです。
当サイトでもWordPressテーマを導入していますが、サイトに重要な見た目が抜群に良くなるので、お好きなものを選んで変更しておくのがおすすめです!
テーマには無料・有料がありますが、初心者さんの場合はできれば有料テーマにしておく方がいいです。
無料に比べて機能も充実しており、デザインも簡単にカスタマイズしやすくなります!



テーマは途中で変更するとレイアウト崩れの原因になるので、最初に変更しておきましょう!
また、WordPressテーマの探し方・使い方には、下記の2種類の方法があります。
- 最初からWordPressに登録されているものを使う
- 外部サイトからダウンロードして使う(おすすめ)
それぞれ順番に解説していきます!
WordPressに登録されているテーマを使う方法


- 管理画面「外観」→「テーマ」を選択
- 上にある「新規追加」をクリック
いろんなWordPressテーマの一覧が出てくるので、気に入ったものを「インストール」して「有効化」すれば完了です!
外部サイトのWordPressテーマを使う方法
次に外部サイトからWordPressテーマをダウンロードして使う方法ですが、こちらの方が日本語対応の優良テーマが多いのでおすすめです!
まずは外部サイトからテーマをダウンロードします。
- 初心者でも直感で簡単に操作できる
- コードや難しい知識不要
- ホームページにもブログにも対応
- Webデザイナーに嬉しい100%GPL
- 利用者も多い人気テーマ



当サイトでは「SWELL」を使用しており、おすすめです!
もしくは下記の記事で紹介しているWordPressテーマも、初心者さんにおすすめです!


外部サイトからテーマをダウンロードする場合は、.zipファイルになっていますが、解凍しないでください。
たまに解凍されたファイルがダウンロードされることもあるようです。
その場合は、ご自身で.zipファイル形式にしてください。
ダウンロードしたテーマを、下記の手順でWordPressにインストールします。


- 管理画面「外観」→「テーマ」を選択
- 上にある「新規追加」をクリック


- 「テーマのアップロード」をクリック
- 「ファイルを選択」からダウンロードしたテーマの.zipファイルを選択
- 「今すぐインストール」をクリック


- この画面になったら「有効化」を選択


画像のように、テーマ一覧の中に適用したテーマが表示され、「有効」と出ていたら完了です。


子テーマをインストール後、もう一度テーマ一覧を確認して、「○○○ CHILD」のような子テーマが有効化されていたら完了です!



お疲れ様でした!以上でWordPressへのテーマの導入が完了です!
WordPressの初期設定が終わったらやるべきこと
WordPressに関係するすべての更新
WordPressに関係する更新には、下記の3種類があります。
- WordPress本体
- テーマ
- プラグイン
セキュリティの観点からも、これらは常に最新の状態を保っておきましょう!
手順は下記のとおりです。


- 管理画面「ダッシュボード」→「更新」
- プラグイン・テーマ・WordPressをそれぞれ確認
- 更新がある場合は「プラグイン・テーマ・WordPress」の順に更新
下記の記事ではWordPressの更新手順をさらに詳しく解説しています。
WordPressの更新時には稀にエラーになる場合もあるので、ぜひこちらも参考にしてください!


WordPressで必要ならやっておく設定
お問い合わせフォームの設置
ホームページやブログには、お問い合わせフォームが必要になることもあると思います。
WordPressでお問い合わせフォームを設置する場合は、プラグインの「ContactForm7」を使うのがおすすめです!
下記の記事では、ContactForm7を使ったお問い合わせフォームの作り方を解説しているので、必要な場合は参考にしてください!


ホームページ作成前にWordPressの初期設定を終わらせよう!
以上で、WordPressの初期設定8つについての解説が終わりました。
今回解説した初期設定は下記です。
- サイトタイトル&キャッチフレーズ
- サイトアドレス確認とSSL設定
- 管理者メールアドレス
- 日付・時刻
- パーマリンク
- コメント機能
- カテゴリー
- テーマの導入
WordPressをインストールしたら、ホームページのデザインや記事の作成に入る前に、まずは初期設定をやっておきましょう!



とくにSSLやパーマリンクは、セキュリティやSEOにも関係してくるので、必ず最初にやっておいてくださいね!
WordPressの初期設定が完了したら、あとは記事を書いてどんどんサイトを育てていきましょう!

