Webデザイナーは飽和状態?生き残るには一匹狼になること
Webデザイナーが飽和状態って本当?
残念ながらWebデザイナーが飽和状態なのは本当。
じゃあ今からWebデザイナーになってももう遅い?頑張っても稼げない?
そんなことはないよ!工夫次第で埋もれず、むしろ稼げるWebデザイナーになれるよ♪
残念ながらWebデザイナーが飽和状態なのは紛れもない事実で、これからもどんどんWebデザイナーは増えていくでしょう。
ですが工夫次第では、埋もれずに勝ち残ることができるので安心してください!
ちなみに工夫のポイントは、「一匹狼になること」です。
こうすることで、埋もれずに活躍できるWebデザイナーになれますよ!
この記事では、Webデザイナーが飽和している現状と、そんな状態でも生き残る方法をお伝えします。
現役のフリーランスWebデザイナーが解説するので、ぜひ参考にしながら、生き残るWebデザイナーを目指してくださいね!
Webデザイナーが飽和している現状
残念ながら、現在Webデザイナーは飽和状態にあります。
手軽さがWebデザイナーを多すぎる状態にさせている
そもそもなぜWebデザイナーが飽和状態になったかというと、「手軽さ」が関係しています。
- 手軽に学習できる
- 未経験でも就職転職しやすい
- 手軽に独立できる
- 特別な学歴や資格が必要ない
こんな感じの手軽さですね。
今はWebデザインスクールや教材が充実していて、誰でも手軽に学べます。
そして学んだあとは、未経験でも就職転職しやすく、独立も他の職業に比べてしやすいです。
また、学習から仕事まですべて自宅で完結できることから、主婦の方にも人気の仕事になっていますよね。
このような参入障壁の低さと手軽さが、Webデザイナーが人気になっている理由で、飽和状態の現状を生み出しています。
手軽なものほど、やってみる人が多いんですね。
Webデザイナーは飽和してるから将来性はない?
Webデザイナーは飽和してるから、将来性はないのかな?
と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません!
ネットビジネス拡大に伴いWebデザイナーの需要はまだまだある
実はネットビジネス拡大に伴って、Webデザイナーの需要はまだまだあるんです!
たとえば、
- 個人でもホームページが欲しいと思う人
- ネットショッピングをする人
こんな人が増えているのは知っていますか?
このような人が増えているということは、これらを作る機会も増えているということです。
他にも、なんでもかんでもWeb上で済ませられることを求める人が増えていることで、なんでもかんでもWeb上で済むことも増えています。
つまりWebデザイナーも増えているものの、仕事自体も増えているわけです。
なので「飽和してるからもう遅いかな、、」「将来性ないのかな」と心配になる必要はないですよ!
これからもどんどん仕事は増えると予想されているので、安心してくださいね!
ただし飽和の現状は変わらないので、どんなWebデザイナーでも大丈夫というわけではありません。
その理由を次の章でお話していきます。
こんなWebデザイナーは厳しい!その特徴とは?
仕事自体はあるものの、飽和状態の現状で、厳しくなるよ!と思うWebデザイナーの特徴は、
最低限のスキルのみのWebデザイナー
です。
なぜ最低限のスキルのみのWebデザイナーは厳しいかというと、
- 自分が選ばれなくなる
- クライアント側が制作以上のものを求めている
このような理由があるからです。
自分が選ばれなくなる
Webデザイナーに必要なスキルを大きく分けると、
- デザイン
- コーディング
この2つですが、この2つを身につけたWebデザイナーはゴロゴロいます。
最近は2つどころか、片方しか身につけていないWebデザイナーも増えています。
最低限のスキルでも、あれば別にいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、
同じような人がたくさんいるということは、
- 埋もれる
- 選ばれない
- 仕事がこない
こんな状態になってしまい、自分が選ばれなくなります。
自分が選ばれないということは、
- 独立の場合→価格競争に巻き込まれる
- 就職の場合→選べる会社がかなり狭まる
このような結果が待っています。
薄利多売も、希望の会社に入れないことも、Webデザイナーとしては精神的なダメージも結構大きいです。
なので現役でフリーランスをしている私としても、できるだけ「最低限以上」を目指してほしいです。
クライアント側が制作以上のものを求めている
クライアント側が制作以上のものを求めていることから、最低限のスキルでは対応が厳しくなっています。
最近はWebでの集客が当たり前になってきており、どんな業界でもホームページを持つのが普通になっていますよね。
このホームページを持つのが普通の状況になった今では、クライアント側の気持ちも変わっており、
「とりあえずホームページを持つ」から「集客できるホームページがほしい」に変化しているんです。
私も依頼を受けるときに、「ひとまずホームページが欲しい」から「○○できるホームページが欲しい」など、具体的な内容に変わっているなと実感しています。
「SEO」やら「検索結果上位」やら、具体的な内容は知らなくとも、ホームページに必要なことと知っているクライアントが増えています。
このことから、Webデザイナー側も作れるだけでは対応が厳しくなっており、制作以上のことが求められてるのが現実です。
本来Webデザイナーは作れればOKなのに、時代とともに「作る以上のスキル」まで求められるのは、大変な仕事だなーと思います。
飽和状態でもWebデザイナーとして生き残る方法
最低限のスキルのみだと厳しいことをお伝えしましたが、飽和状態でもWebデザイナーとして問題なく生き残る方法はあります!
その方法とは、
- 複合スキルを身につける
- ブルーオーシャンのポジションを見つける
- ビジネススキルを身につける
この3つのことを意識することなんですが、、
要するに「一匹狼になること」がポイントなんです!
多くのWebデザイナーに埋もれるのがダメなら、一匹狼になってしまえばいいんです!
自分だけのスキルやポジションを確立して、一匹狼のようなWebデザイナーになり、唯一無二を目指すと楽勝です♪
複合スキルを身につける
まずは「Webデザイン×○○」のような、複合スキルを身につけることです。
複合スキルとは、たとえば、
- マーケティング
- ライティング
- ブランディング
- プログラミング
このようなものがあります。
自分が興味のあるものなら、どの複合スキルでもOKですが、
私のおすすめは、マーケティングスキルです!
なぜマーケティングスキルがいいかというと、、
- クライアントのホームページに必要
- 自分が独立したときも役立つ
この2つの理由からです。
上で「単なるホームページ」ではなく、「集客できるホームページ」を求めるクライアントが増えいていると書きましたが、
集客できるホームページには、必ずマーケティング思考が必要です!
マーケティング思考を使って制作することで、集客できる・売れるホームページになります!
そしてマーケティングは需要があるものの、できるWebデザイナーはまだまだ少ないので、ねらい目のスキルでもあるんです!
それにマーケティングを身につけていれば、いずれ自分が独立するときにも役立ちます。
どれだけ制作スキルが高くても、マーケティングスキルが無ければ売れないので、
ちなみにマーケティングスキルは、スクールで身につけるのがおすすめです!
スクールで学ぶことで、効率よく実践的なスキルを身につけられるので、時間も無駄になりません!
独学よりもプロから学ぶと確実ですよ♪
下記の記事では、Webデザイナーにおすすめの複合スキルを詳しくご紹介しているので、こちらも合わせて参考にしてください!
ブルーオーシャンのポジションを見つける
Webデザイナーとして生き残るには、自分に合ったブルーオーシャンのポジションを見つけるのも大切です!
先ほど書いた複合スキルでも、他にやっている人が少ないスキルなら、ブルーオーシャンに当てはまります。
ですがスキルだけでいうと、なかなかブルーオーシャンを見つけるのは難しいですよね。
そんなときは同じホームページ制作でも、
ジャンルの特化は、ブルーオーシャンを狙いやすいだけでなく、自分のブランディングにもなるので強みになりやすいです!
特定の分野やジャンルに絞ることで、そこに関する専門知識も高まるので、全体を広く狙うよりも、案件獲得に繋がりやすいメリットもありますよ!
ビジネススキルを身につける
最後はビジネススキルですが、このビジネススキルもWebデザイナーにとっては、とても重要なものです。
私が思うWebデザイナーに必要なビジネススキルは、
- プレゼンスキル
- 問題解決スキル
この2つですが、たとえばWebデザイナー歴もスキルも全く同じ2人がいるなら、
このビジネススキルがあると無いで、結果に大きな差が出ます!
プレゼンスキル
プレゼンスキルは、商品やサービスを売るために必要なものです。
「売上を出したい!」と思うなら、まずは肝心の商品やサービスが売れなければいけないですよね。
売れない方は、「自分のスキルが全然足りてないんだ、もっとスキルを身につけなきゃ!」と思う方も多いんですが、
実は同じスキルレベルのままでも、プレゼン次第で売れ行きが変わることもあるんです!
SNSでも、同じような環境やスキルなのに、なぜだか自分を売り込むのが上手い人っていますよね!
同じものでも「よりよく魅せる」というのは、ビジネスにおいてとても大事なことです。
なのでぜひ身につけてほしいですが、どうやってプレゼンスキルを身につけるのかというと、
おすすめの方法は「売れてる人を真似る」です!
今現在売れている「自分の理想の人」を見つけて、下記の部分に注目してみてください。
- どんな販売方法をしてるか
- どんなコンセプトなのか
- どんな文章でアピールしてるか
- どんなポートフォリオを持ってるか
これらを徹底的に研究してみて、自分に何が足りないのかを考えるんです。
そしていいところは真似てみて、成果があったもの無かったものを判断し、自分に必要なものは取り入れ続けてください。
するとだんだん売れるようになってくるので、そこからは独自の方法でもさらに伸ばせればOKです。
このときのポイントは、まずは「真似る」です!
いきなり独自の方法でもいいですが、現状上手くいっていないのであれば、
最初は成功している人を真似ることからスタートするのが、効率よく自分の成果を上げる方法ですよ!
問題解決スキル
問題解決スキルは、今の自分がダメな原因をきちんと把握して、解決に導くスキルです。
よくある間違ったことは、
- 全てが嫌になって投げ出す
- 現状を考えずに「気合い」だけでなんとかしようとする
これらの行動です。
売れてない・上手くいってないには必ず理由があり、それを解決する方法も必ずあるはずです。
自分には才能が無いと落ち込んだり、パニックになるのはよくありません。
そして根拠もなく今の状態のまま「続けていればなんとかなるはず!」なんてのも、ビジネスの世界では危険な思考です。
プレゼンスキルでも書きましたが、今の自分のダメな原因が分からないなら、とにかく「成功してる人・上手くいってる人」と比べてみることです。
なにごとも冷静に分析することで、自分に活かすことができますよ!
売れない→売れるようになった私の経験談
ここで少し、売れない状態から売れるようになった、私の経験談をお話したいと思います。
私はフリーランスになりたての頃、とにかく実績を集めるために、クラウドソーシングの「ココナラ」を利用していました。
ですが最初はなかなか、というより全く売れなかったんですね。
「こんなにいいデザインなのに!頑張って作るのに!」なんてどれだけ想いが強くても、売上にはなりませんでした。
仕事がしたいのに仕事がない状態に、ネガティブ思考にもなっていましたが、
- 何が足りないのか
- この人はどうして売れているのか
- どんなものなら買いたいと思われるか
現状から逃げずにいろいろ考えてみました。
たくさん悩み、売れている人の真似をして、文章を変え画像を変え、とにかく原因を考えながら改善しました。
するとその結果、少しずつ売れ始め、最終的には予約待ちの方まで出るほどになりました!
そしてそこで実感したのは、売れるには先ほど書いた、
- 複合スキルを身につける
- ブルーオーシャンのポジションを見つける
- ビジネススキルを身につける
これらがすべて必要ということです。
マーケティングスキルに、自分だけのポジション。そして売れるようになるためのビジネススキル。
どれか1つでも欠けると売れないですが、逆にいえばすべて揃えば、
どんどん売れる=生き残れるWebデザイナーになれるというわけです!
3つを合わせて、「一匹狼」のごとく自分だけのWebデザイナーが確立されれば、飽和状態のなかでも売れるし生き残れますよ!
Webデザイナーは飽和状態でも工夫次第で生き残れる!
この記事では、Webデザイナーの飽和の現状や、生き残るWebデザイナーに必要なものについてお伝えしました。
最低限のスキルのみでは、Webデザイナーとして活動するには厳しい状況になっています。
ですが仕事自体はまだまだ需要があり、むしろ今後も増えていくので、
- 複合スキルを身につける
- ブルーオーシャンのポジションを見つける
- ビジネススキルを身につける
これらの3つのポイントを意識することで、これからも十分活躍できますよ!
自分に合った方法を見つけながら、生き残れるWebデザイナーになってくださいね!