Webデザイナーに学歴は必要ない!実体験から中退でも採用されるアドバイス
こんにちは、Sakiです!
Webデザイナーには学歴が必要ですか?私は学歴に不安があるんですが、Webデザイナーになれるでしょうか?
このような質問にお答えします。
結論からいうと、Webデザイナーに学歴は必要ありません!
この記事を書いている私は、高校中退という学歴がありますが、Webデザイナーとして制作会社に採用してもらい、勤めることができました。
そして現在はフリーランスとして活動していますが、なおさら学歴は関係ありません!
この記事では、実体験をもとにWebデザイナーに学歴は必要ない理由や、学歴がなくてもWebデザイナーになるためのアドバイスについて書きたいと思います。
Webデザイナーになりたいけど、学歴に不安があって悩んでいる方はぜひ参考にしてください!
Webデザイナーに学歴は必要ない!中退歴でも採用された実体験
Webデザイナーに学歴は関係ありません!身をもってそれを実感したので、体験談をお話します。
高校中退の学歴があってもWebデザイナーに採用された話
冒頭にも書いたとおり、私には学歴の中で高校中退という経験があります。
もう少し具体的にいうと、高校を中退したあと短大を卒業しているので、最終学歴は「短大卒」です。
しかし、名の通った学校でもなければ、四大でもなく短大なので、それほど高校中退をカバーできているとは思えません。
しかしそれでも、Webデザイナーとして採用された事実があります!
そして働きだしてからも、業務や人間関係で学歴は一切影響しませんでした。
面接した2社とも学歴は関係なかった
私は勤めた制作会社以外にもう1社面接を受けており、残念ながらそこでは受かりませんでした。
しかし落ちた理由は学歴ではなく、スキルが無かったことが原因です。
私はWebデザインスクールに通いましたが、実はこの1社目を受けたときはスクールに通う前で、スキルが全くない状態でした。
今となってはスキルが無い状態で受かるわけないと分かりますが、当時はやりたい気持ちが勝っていたのと、「未経験OK」の文字に勘違いして面接に挑んでしまいました笑
私のような勘違いをする人は少ないと思いますが、一応そこは要注意です!
というわけで1社目では学歴ではなく、スキルが原因で落とされてしまいました。
学歴は直接影響はしないけど聞かれる場合はある
Webデザイナーとして働くことに、学歴が直接影響することはありませんが、面接で聞かれる場合はあります。
実際に私は採用された方の会社では、面接時に少し学歴について触れられ、「どうして高校中退したの?」と聞かれました。
私は質問に対して正直に、人間関係が原因であることを伝え、そして追加で短大卒やバイトでの経緯から克服はしている旨を伝えました。
すると「なるほど、じゃあ大丈夫だね」という感じで、あっさり終わりました。
Webデザイナーに学歴は関係ないことは知ってましたが、「え、そんなにあっさりしてるの!?」と、自分自身がびっくりしました(笑)
こんな感じで現状の把握や、コミュニケーションにおいて問題ないか、という部分で学歴について聞かれることはありますが、これはWebデザイナーに限らずどんな業界でもよくあることです。
ただ、違うのはその学歴の結果「採用」になるか「不採用」になるかです。
しかしWebデザイナーの採用に学歴は関係ないので、学歴がなくても不安があっても心配しなくて大丈夫ですよ!
私自身の経験をもってよく分かったので、安心してくださいね!
Webデザイナーに学歴が必要ない理由
ここからはWebデザイナーに学歴が必要ない理由を、さらに具体的に解説していきます!
- Webデザイナーは学歴や資格よりスキル
- 学歴よりもやる気やポテンシャルの方が重視されている
- Webデザイナーは考え方や人柄の方が大事
Webデザイナーは学歴や資格よりスキル
Webデザイナーは学歴よりも、スキルが重要視される職業です。
逆にいうとどれだけすごい学歴があっても、Webデザイナーとしてのスキルがなければ採用されません。
学歴があってもPhotoshopやIllustratorの操作ができなければ、Webデザイナーにはなれません。
技術系の仕事でよくある「学歴より技術」ですが、Webデザイナーもそれと同じく「学歴よりスキル」です!
なので学歴がなく不安を感じてたとしても、スキルさえ身につければ、誰でもWebデザイナーになることができますよ!
ちなみにWebデザイナーは資格も不要です。それについては下記で解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください!
学歴よりもやる気やポテンシャルの方が重視されている
Webデザイナーは学歴よりも、やる気やポテンシャルの方が重視される傾向です!
これは実際の求人を見ると分かりますが、スキル以外では「ポテンシャル重視」と書かれていることも多いです。
スキルは必要ですが、それ以外には学歴ではなく、やる気を見ている会社が多いんですよ!
なので学歴がないことに引け目を感じてネガティブにいるよりも、学歴はないけどやる気はあります!の精神でいた方がよっぽどいいです。
Webデザイナーは年齢を見られることもあり、20代前半<20代後半<30代とだんだん難易度が上がるので、目指すならできるだけ早めに動き出してくださいね!
Webデザイナーは考え方や人柄の方が大事
Webデザイナーは、考え方や人柄も大事です。
- クライアントの悩みに対してとことん考えられるか
- 丁寧に制作ができるか
学歴よりも、これらの方がよっぽど必要です!
Webデザイナーの仕事は、ただの単純な流れ作業ではなく、考えや心のこもった作業(制作)です。
いかにクライアントの悩みに寄り添えるか、いかに丁寧に作業できるか、それは制作物にも反映されます。
なのでどれだけトップの学歴があってもぶっきらぼうで適当な人よりも、学歴がなくても繊細で丁寧な人の方が好まれるんですよ!
フリーランスWebデザイナーならなおさら学歴よりスキルが重要
私は現在フリーランスとして活動していますが、フリーランスならなおさら学歴は関係ありません!
クライアントにとって重要なのは、私の学歴ではなく、どんなものを制作してくれるかなどのスキルや実績です!
これまでにたくさんのクライアントの制作に携わってきましたが、最後まで学歴がどうとかの話をすることは全くありません。
それよりも「どんな人なのか」「どんな対応をしてくれるのか」という部分が大事で、学歴がなくともスキルがあることや、丁寧な対応を心がけることで、リピーターにもなっていただけます!
世の中には立派な学歴をもったフリーランスもたくさんいますが、臆することなく自信をもって活動してくださいね!
学歴があるからといって仕事を取れるわけではない
フリーランスとして活動するなら仕事の獲得が必要ですが、学歴がある=仕事を取れるわけではありません。
ここで質問ですが、あなたがWebデザインを依頼をする側の立場なら、学歴で頼む人を選びますか?
自分の目線で考えると分かりやすいですが、学歴では人を選ばないですよね!
たとえば税理士や弁護士などは学歴も重視するかもしれませんが、Webデザイナーに学歴は重視しないんじゃないかなと思います。
じゃあ何で仕事を獲得するのか?というと、「マーケティングスキル」を使って仕事を獲得します。
残念ながらフリーランスで仕事を獲得するには、制作スキルのみでは足りません。
どうやって売れる仕組みを作るか、購入してもらうにはどんなアプローチが必要か。
転職なら制作スキルのみでもOKですが、フリーランスの場合はマーケティングスキルまで身につけなければいけません。
しかし考えてほしいのが、やはり必要なのは「学歴」ではなく「スキル」であることです!
転職であろうとフリーランスであろうと、Webデザイナーに必要なのは学歴ではなく、スキルや知識です!
下記でご紹介しているデイトラは、未経験からいきなりフリーランスを目指す方におすすめのスクールです。
「実際に仕事を受けられるレベル」の知識やスキルが学べるので、ご興味があれば参考にしてください!
学歴がない人がWebデザイナーになるためにやるべきこと3つ
ここからは、学歴がない人がWebデザイナーになるためにやるべきことを、3つのステップでご紹介します。
- Webデザイナーに必要なスキルと知識を身につける
- ポートフォリオを作成する
- 転職活動を行う
①Webデザイナーに必要なスキルと知識を身につける
まずはWebデザイナーに必要なスキルと知識を身につけましょう!
上でも書いたように「未経験OK=スキル無しでOK」ではありません。
とくに学歴がないなら、スキルは重要!しっかり身につけてくださいね!
Webデザイナーが最低限身につけたいスキルはこちらです!
- Photoshop
- Illustrator
- HTML/CSS
- WordPressの操作
- Webデザインの基礎知識・トレンドデザイン
Photoshop・Illustrator
PhotoshopとIllustratorは、デザインを作成するためのツールです。
最近はいろんなデザインツールがありますが、1番メジャーなAdobe社のPhotoshopとIllustratorを学習しましょう!
スクールでも制作会社でも、だいたいAdobeのPhotoshopとIllustratorが採用されています!
ちなみにAdobeにはいろんなプランがあるので、Webデザイナーを目指す方は下記も参考にしてください。
3万円以上安く購入する方法も解説しているので、これから何かと費用がかかるWebデザイナー初心者さんにおすすめです!
HTML/CSS
HTML/CSSはホームページを作る際のコーディングスキルですが、これも必ず習得しておきましょう!
実はコーディングスキルは苦手ということから、身につけていない人も増えています。
しかし制作会社の応募用件には、ほとんどがHTML/CSSも必要と書かれています。
フリーランスならノーコード制作といって、HTML/CSSを使わずとも制作出来る方法もありますが、クオリティはかなり下がります。
学歴がないならスキルで勝負するしかありません。苦手だとしても頑張って身につけましょう!
その他のスキル・知識
最近はWordPressで制作しているサイトが多いです。
なのでWordPressの管理画面の操作や、既存テーマのカスタマイズぐらいはできた方がいいです!
あとはWebデザインの基礎知識・トレンドデザインについても学んでおきましょう!
Webデザインは芸術家のように、自由にデザインを施していいものではありません。
成約に繋げるための構成や、そのために必要なデザインを施します。
そしてそれにはWebデザインに関する知識が必要不可欠なので、スクールもしくは本などで学習しておいてくださいね!
学歴がない人はスクールの受講がおすすめ!
Webデザインの勉強には、
- 独学
- スクール
- 職業訓練校
などいくつか方法がありますが、学歴がなく不安な方はスクールの受講がおすすめです!
この記事では何度も学歴よりスキルが重要と書いていますが、そのスキルを確実に身につけるには、スクールが1番有効だからです。
スクールはお金を出すだけあって、現場のプロや最新の情報が揃っており、「今のWebデザイナーに必要なスキルや知識」を確実に学ぶことができます。
独学なら自分で学ぶスキルを選ばなければいけないので、本来必要なスキルを学び漏れている可能性もあります。
また、職業訓練校はスクールと比べた場合に、少し情報が古い可能性もあります。
学歴がなくても本気でWebデザイナーになりたいなら、迷わずにスクールを受講しましょう!
②ポートフォリオを作成する
スキルを身につけたら、次はポートフォリオを作成します。
ポートフォリオとは自分のスキルを証明するもので、Webデザイナーにとっては履歴書よりも大切なものです!必ず用意しておきましょう!
企業の求人では、99.9%といっても過言ではないほど、ポートフォリオの提出が応募条件に書かれています。
Webデザイナーは学歴よりもスキルが重要ですが、それを唯一証明できるポートフォリオは、学歴をカバーするためにもしっかりと作り込んでおきましょう!
ちなみに学歴に不安がない人でも、ポートフォリオは力をかけて作っています。
そんな人たちが多数の中で勝負することになるので、絶対に手を抜いてはダメですよ!
下記の記事では、私が実際に転職で使った紙のポートフォリオをご紹介しながら、作り方を解説しています!
③転職活動を行う
ポートフォリオが完成したら、いよいよ転職活動を行います!
ここまでに身につけたスキルや、一生懸命作ったポートフォリオを武器に、自分の理想とするWebデザイナー転職を成功させましょう!
ただ、Web業界の発展に伴いWebデザイナーの求人はたくさん出ていますが、それと同時に応募者も増えています。
少しでも理想の転職の成功率を上げるために、次の項目では「学歴がない人がWebデザイナー転職に成功するためのポイント」を詳しくご紹介します!
学歴がない人がWebデザイナー転職に成功するためのポイント3つ
学歴がない人がWebデザイナー転職に成功するためのポイントは3つです。
- スクールの転職サポートもしくは転職エージェントを利用する
- 学歴がない理由をポジティブに説明できるようにしておく
- とにかくやる気があることをアピールする
スクールの転職サポートもしくは転職エージェントを利用する
転職の成功率を上げるには、その道のプロのサポートを受けられる場所を利用するのがおすすめです!
そしてそのプロのサポートを受けられる場所とは、下記の2つです。
- 転職サポートを提供しているスクール
- 転職エージェント
転職サポートを提供しているスクール
スクールには転職向け・副業向けなど、それぞれゴールや提供されているサポートが異なります。
転職サポートを提供しているスクールを受講することで、企業に求められるスキルを効率よく身につけられるのはもちろん、転職に必要なポートフォリオの添削や面接指導なども受けられます!
ポートフォリオ添削や面接指導も、Webデザイナーと制作会社について熟知したプロがやってくれるので、スクールでサポートを受けるのが1番おすすめです!
また、企業の求人には「スクール等を卒業した人」という条件が載っている場合もあります。
なのでもし今から学習を始めるのであれば、どうせなら転職サポートがあるスクールを受講するのがいいですよ!
下記の記事では、転職サポートがあるスクールをご紹介しています!
転職エージェント
次に転職エージェントですが、通常の転職サイトとの違いはこちらです。
- 転職サイト:自分で求人を探して応募、書類などは全て自分で準備
- 転職エージェント:プロに求人を紹介してもらえる、書類や面接対策などのサポートもある
転職サイトの利用は最もメジャーな求人の探し方・応募方法だと思いますが、学歴がない場合は避けた方がいいです。
企業側もエージェントを信頼しているので、エージェントが推薦する人なら大丈夫!という感じで、学歴がなくても採用率が上がります。
ちなみに転職エージェントは、完全無料で利用できます!
この「無料」に怪しさを感じる人もいるようですが、上の図のようにエージェントには企業側から「人材を紹介してくれてありがとう!」の報酬が支払われているからで、決して怪しいものではないので安心してください!
転職エージェントにはタイミングや相性もあります。
なので3社ほど登録して、いくつか企業の紹介をしてもらいながら、自分に合った場所を見極めるのが大切です!
学歴がない理由をポジティブに説明できるようにしておく
学歴がない人がWebデザイナー転職に成功するためには、不安要素となっている「学歴がない理由」をポジティブに説明できるようにしておくのも大事です!
Webデザイナーと学歴に直接の関係はありませんが、企業側からすれば一緒に働くなら「学歴について未だにネガティブな人」よりも「今はとくに問題のない人」の方がいいですよね!
私もそうでしたが、面接のときに学歴について触れられることもあります。
もしものために、事前に説明を準備しておくと安心です!
たとえば私の場合は人間関係での高校中退でしたが、面接では「短大を卒業したこと、短大やバイトによって人間関係を克服したこと」を伝えました。
他にもたとえば「他にやりたいことが見つかった」や「家庭の事情で」など、今の自分の内面的な部分には影響ないですよ!ということが伝わればOKです!
完全なる嘘はいけませんが、物は言いようです。
少しでも印象をよくするために、ポジティブな説明を考えてみてくださいね!
とにかくやる気があることをアピールする
最後のポイントは「とにかくやる気があることをアピールする」です!
Webデザイナーの求人にも書いているとおり、必要なのは学歴ではなく「スキル・ポテンシャル・人柄」です。
なのでスキルを装備したら、あとはどれだけやる気があるかを見せるのみです!
Webデザイナーがやる気を見せる具体的な方法は、「どんなWebデザイナーを目指していきたいか」について伝えることです。
どんなWebデザイナーを目指していきたいか
とりあえずWebデザイナーになれればOKではなく、今後も上昇志向をもって頑張りたいと思ってることを伝えましょう!
どんなWebデザイナーを目指したいかを伝えるか伝えないかでは、下記のような印象の違いがあります。
- とりあえずWebデザイナーになれればOK:現状維持、採用後はとくに成長しなさそう
- 今後も上昇志向をもって頑張りたい:成長意欲がある、採用後は会社のために貢献してくれそう
この2つでは、企業側は後者の人材を取りたいはずですよね!
「○○できるWebデザイナーになりたい」「将来的にはWebディレクターを目指したい」など、今後の展望を伝えましょう!
学歴がないからこそスキル重視のWebデザイナーは最適!
実は学歴がないからこそ、スキル重視のWebデザイナーは最適です!
現時点で学歴がないなら、それはもう仕方のないことです。
私も今から高校に通うことはできないし、たとえ通えたとしても中退歴が消えるわけではありません。
なのでもうそこは仕方ないとあきらめて、学歴がないからこそスキルを身につけて、手に職を目指しましょう!
そして手に職というと他にも職業はいろいろありますが、
さらにいうと、学歴に自信がない人は、自信がないからこそ人以上に努力しますよね。
Webデザイナーは年功序列ではなく、スキルや実力の世界です。
だからこそ、学歴がなくても「努力できる人」はWebデザイナーとして無敵なんですよ!
Webデザイナーに学歴は必要ない!まとめ
この記事では高校中退歴がある私が、Webデザイナーに学歴は必要ない理由や、学歴がなくてもWebデザイナーになるためのアドバイスについて書きました。
Webデザイナーは下記の理由により、学歴は必要ありません。
- Webデザイナーは学歴や資格よりスキル
- 学歴よりもやる気やポテンシャルの方が重視されている
- Webデザイナーは考え方や人柄の方が大事
フリーランスWebデザイナーなら、なおさら学歴よりスキルが重要です!
そして学歴がない人が、Webデザイナー転職に成功するためのポイント3つはこちらです。
- スクールの転職サポートもしくは転職エージェントを利用する
- 学歴がない理由をポジティブに説明できるようにしておく
- とにかくやる気があることをアピールする
私自身が高校中退歴があっても無事にWebデザイナーとして採用されたので、Webデザイナーに学歴は関係ないということは身をもって証明しています!
今は学歴の不安があるかもしれませんが、スキルを身につけることでカバーすれば、自信もつくので人生自体が大きく変わります!
Webデザイナーになることは、学歴が不安な人にとっていろんなメリットをもたらすので、ぜひこの機会に目指してほしいです!