フリーランスWebデザイナーの年収公開!年収を上げる3つの方法も
フリーランスWebデザイナーのリアルな年収はどれくらいですか?年収を上げる方法も知りたいです!
フリーランスを目指す方は、フリーランスWebデザイナーの「リアルな年収」が気になりますよね。
しかし多くの記事では、約年収○○万円という世間の平均の公表だったり、どの程度の仕事で年収いくらなのかが書かれていなかったりします。
そこでこの記事では、現役フリーランスWebデザイナーのリアルな年収を、赤裸々に公開したいと思います。
どのような仕事内容でその年収になったのかも書いているので、ぜひ目安として参考にしてください。
ちなみに結論からお伝えすると、私の最高月収は60万円で、年収にすると350万円で普通です。
月100万円以上などの夢のある話ではないのでご了承くださいm(_ _)m
また、私は仕事と収入のバランスが大事だと考えており、いくら収入が多くても疲弊し過ぎるのはよくないと思っています。
記事の後半ではフリーランスWebデザイナーが、あまり無理せずに年収を上げる方法も書いているのでぜひ参考にしてください!
フリーランスWebデザイナーの年収公開【1年目】
それではさっそく、フリーランスWebデザイナー1年目のときの、リアルな年収とそのときの仕事内容をご紹介します。
先に年収からお伝えすると、フリーランスWebデザイナー1年目の年収は約50万円でした!
もう一度書きますが、月収ではなく年収50万円です。
フリーランスWebデザイナーになって、自分のチカラだけで50万円稼げたというと聞こえはいいですよね。
しかし年収50万円なら、会社員の3ヶ月分ほどの給料しかありません。
なぜこんなに少ないのかというと、私がフリーランスWebデザイナーになって最初の5ヶ月間は、収入ゼロだったからです。
フリーランスWebデザイナーになって最初の5ヶ月間は収入ゼロ
実は私はフリーランスWebデザイナーになって、最初の5か月間は仕事が全然取れず、そのせいで収入もゼロでした。
理由は単純で、ほとんど準備もせず、売り方も知らずにいきなりフリーランスになったからです。
元々は一応制作会社に勤めていたので、その経験からすぐに仕事が見つかるだろうと考えていました。
しかしその考えは完全に間違っており、世の中そんなに甘くはありませんでした。
制作会社での経験や制作スキルがあるから大丈夫!なんて思ってましたが、残念ながら仕事はゼロでした。
フリーランスWebデザイナー用として、自分のホームページとInstagramは準備していましたが、発信は全然できていなかったので、当然の結果だと今では思います。
みなさん分かっているとは思いますが、私みたいに失敗しないように、フリーランスになる前から準備をしたり、ある程度貯金をしてから始めてくださいね!
また、未経験からのいきなりフリーランスはさらに難しいので、それについては下記の未経験からフリーランスWebデザイナーはやめとけ!の記事を参考にしてください。
フリーランスWebデザイナーになって5ヶ月半でやっと仕事獲得
フリーランスWebデザイナーになって5か月半で、やっと仕事を獲得できたので、ここで初収入となります。
獲得した仕事内容と収入はこちらです。
- ショップカード:3,000円ぐらい
- ホームページ:50,000円
フリーランスとして初めて獲得した仕事は、ショップカード制作です。
収入は3,000円ぐらいでしたが、初めて自分のチカラだけで仕事を獲得したので、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています!
初めて自分の力で仕事をゲットして、さらにお客様からも喜んでもらえたのでめちゃくちゃ嬉しかったです!
そして同じぐらいのタイミングで、ホームページ制作も入りました。
そこからは仕事を取るコツが分かるようになり、仕事も少しずつ増えていきました。
また実績の数に合わせて、制作費用も少しずつ上げたり、制作メニューを増やすなどして、
最終的に年収は、50万円台という結果でした。
初仕事の獲得が遅かったですが、残りの約半年で50万円ほど稼ぎました!
初仕事獲得までにやったこと
一応初仕事獲得までにやった、具体的なこともご紹介しておきますね!
- 自分のホームページを整える
- SNS(Instagram)
- クラウドソーシング(ココナラ)
私はこれらをやっていて、初仕事のショップカード制作はココナラでの依頼でした!
次のホームページ制作の依頼はInstagramからでしたが、ホームページも見てくださっていたようで、そこから信用度が伝わって依頼を決めていただけたようです!
ホームページは「信用に繋がる」ことを、身をもって実感しました!
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方については、下記の記事でさらに具体的に解説しているので、こちらも参考にしてください!
フリーランスWebデザイナーの年収公開【2年目】
続いてフリーランスWebデザイナー2年目のときの、リアルな年収と仕事内容をご紹介します。
年収からお伝えすると、フリーランスWebデザイナー2年目の結果は350万円ほどでした!
大きな案件をもらえたことで月収アップ
上で書いたように、フリーランスWebデザイナーになって5か月半目からは、少しずつ仕事をもらえるようになりました。
そして頂いた仕事は小さなものでもしっかりこなすことで、実績も増えていき、フリーランス2年目にして200万円の案件をもらうことができました!
その大きな案件は企業からのもので、もともとは60万円台の制作料金でしたが、後からいろいろ追加となり、最終的には合計200万円ぐらいになった感じです。
ただこれが、めっっっちゃくちゃしんどかったです!!
これまでは個人事業主向けの制作ばかりでしたが、この案件は企業の制作だったことから、かなりのボリュームがある制作になりました。
また担当者はいるものの、最終判断は会社の偉いさんたちがするようで、やり取りや修正などもかなり大変でした。
しかも自分の能力不足と容量の悪さから、度重なる修正の繰り返しになり、朝早くから深夜まで仕事をする1日で、休みもほとんど取らずに体調を崩したこともあります。
なんとか最後までやり遂げましたが、実はこの案件では自分の無力さを痛感して、何度も泣いたことがあります。
月収にすると60万円ほどになり嬉しかったですが、メンタル面も含めると、金額だけが全てじゃないことを学びました。
結局その案件の終了後は、仕事のやり方と自分のスキルを見直しながら、少し失速して2年目の年収は350万円ほどでした。
1年目と比べると年収はいいですが、仕事のバランスや精神面などを考えると、いろいろ改善点がある2年目という感じです。
フリーランスWebデザイナーが年収を上げる方法3つ
ここからは、フリーランスWebデザイナーになってからいろいろ試行錯誤した私が、フリーランスWebデザイナーが年収を上げる方法を3つご紹介したいと思います!
- クライアントを企業にする
- 外注する
- 別の収入源をつくる
クライアントを企業にする
まずはクライアントを企業にすることです。
クライアントを企業にするだけでも、
- 制作物の規模が大きい
- そもそもクライアントが出資できる金額が個人よりも多い
このようなことから、1件あたりの単価が上がるので、大きな収入になりやすいです。
上で書いたように、私はクライアントを企業にするのは失敗しましたが、それでも、
- 要領よく効率的に仕事ができる人
- 大きな案件でもこなせる人
- 小さい案件より、大きい案件を受けたい人
このような方にはおすすめです!
また、クライアントの規模を大きくすることは、Webデザイナーのステップアップの1つでもあります。
いきなり大きな案件を取るのは難しいですが、実績を積み重ねながら挑戦してみてくださいね!
外注する
外注してしまうのも、年収を上げるための方法です!
フリーランスWebデザイナーでも、考え方ややり方はそれぞれ異なりますが、
もし「すべてを自分でやらなくてもOK!」と考えられるなら、外注することで年収を上げられます。
たとえば1人に外注すれば、単純に制作者が自分と外注先の2人になるので、仕事のスピードが上がります。
そして仕事のスピードが上がれば、年間で受けられる仕事量も増やせます。
もちろん外注すると外注費がかかるので、その辺りのバランスは考えなければいけませんが、
それにたとえばコーディングなど、苦手な部分を外注すれば、自分は得意なことだけに取りかかれるメリットもあります。
外注は決して悪いことではなく、やり方次第で年収を上げたり、制作の効率を上げられるのでおすすめです!
別の収入源をつくる
フリーランスWebデザイナーが別の収入源をつくることは、年収を上げるだけでなく、リスク回避にもなるのでおすすめです!
たとえば制作のみに頼っている中で、急に下記のような状況になってしまったら、
- 案件が入らなければ
- 結婚や育児、家族の介護や事情で仕事の時間が減れば
- 突然のケガや病気で仕事ができなくなったら
仕事がストップして収入がゼロになります。
独身で実家暮らしならいいですが、一人暮らしや養う家族がいるなら、とても危険性です。
フリーランスの場合、年収を上げることも大事ですが、収入がゼロにならないためのリスク回避も重要です。
Webデザイナーだからといって、制作のみにこだわる必要はありません。
またフリーランスは何をするのも自由なので、できることは意欲的にやっていきましょう!
別の収入源は「ストック型の不労所得タイプ」を選ぼう
ここでポイントがあり、別の収入源には、ストック型の不労所得になりやすいものを選びましょう。
ストック型の不労所得になるのは、たとえばブログやYouTubeなどがあります。
これらは、
- 投稿を積み重ねるストック型
- ある程度収入が発生してからは、少し放置しても自動的に収入が入る不労所得タイプ
このような特徴があります。
ちなみに不労所得といっても、不動産のように完全なる不労所得ではなく、半不労所得のイメージです。
しかし「成果報酬タイプ」のWebデザイナーに比べると、動けなくなった場合のリスクは少ないです!
私のおすすめはブログ
私がおすすめする、ストック型の不労所得タイプの収入源はブログです!
ブログならSEOやWebマーケティングの知識が身につきますが、それはWebデザイナーの仕事にも役立ちます。
それにデザイン制作以外の複合スキルが身につけば、
私もブログ運営をやっていますが、Webデザイナーがブログをやるメリットはたくさんあります。
しかし成果が出るまでには勉強と時間が必要なので、少しでも早く取り組んでおくのがいいですよ!
もしブログを始める場合は、下記の記事でWordPressのブログの始め方を解説しているので参考にしてください。
フリーランスWebデザイナーの年収【まとめ】
この記事では、現役フリーランスWebデザイナーのリアルな年収と、年収を上げる方法をご紹介しました。
フリーランスWebデザイナーといっても、人によって仕事のやり方や目標が異なりますが、1つの例として参考にしていただけると幸いです!
また、私がいろいろ試行錯誤してきた中でおすすめだと思う、年収を上げる方法は下記の3つです。
- クライアントを企業にする
- 外注する
- 別の収入源をつくる
クライアントを企業にしたり、外注することで、効率よく年収を上げられます!
また別の収入源をつくることは、年収が上がるだけでなく、フリーランスWebデザイナーのリスク回避にもなります。
別の収入源を作る方法として、とくにおすすめなのはブログで、
WebデザイナーだからといってWeb制作のみにこだわる必要はないし、フリーランスにはいろんな年収アップの方法があります。
向き不向きも人それぞれあるので、いろいろ試しながら自分に合った方法で、年収アップを目指してくださいね!