フリーランスWebデザイナーの年収公開!年収を上げる3つの方法も


フリーランスWebデザイナーの年収はどれくらいですか?リアルな収入が知りたいです!
フリーランスのWebデザイナーの中には、「月収100万円達成!」や「週3日稼働で月収50万!」と夢のあることを言っている人たちがいます。
逆に「フリーランスWebデザイナーは稼げないからやめとけ!」などと不安なことが言われていたりもします。
しかし上記のように言っている人たちには「何をどのくらいやって月収100万円なのか」、「どういうことをしたけど稼げなかったのか」などの具体的な情報が少ない気がします。
そこでこの記事では、フリーランス歴4年の現役Webデザイナーが、年収事情と具体的な仕事内容をぶっちゃけたいと思います!
ちなみに私は仕事量と収入のバランスが大事だと考えています。いくら収入が多くても疲弊していてはフリーランスとしてよくない姿だと思うので、その部分についてもお話したいと思います。
フリーランスWebデザイナーの年収【1年目】


それではさっそく、フリーランスWebデザイナー1年目のときの、リアルな年収と仕事内容をご紹介します。
先に結論からいうと、1年目の年収は50万円ほどでした!
最初の5ヶ月間は仕事ゼロで収入もゼロ
実は私はフリーランスになって最初の5か月間は仕事が全くなく、収入もゼロでした。
理由は単純で、ほとんど準備もせずに、いきなりフリーランスになったからです。
半年ほどではありますが一応制作会社に勤めていたこともあるので、その経験からすぐに仕事が見つかるだろうと考えていましたが、完全に間違っていました。



制作会社での経験や制作スキルがあるから大丈夫!と考えていましたが、世の中そんなに甘くはありませんでした。
フリーランス用として自分のホームページとInstagramは準備していましたが、発信などは全然できていなかったので、当然の結果だと今では思います。
収入ゼロの状態では焦りや不安も大きくなるので、ある程度の貯金やフリーランスへの事前準備はしっかりやっておきましょう!
フリーランス歴5ヶ月半にして仕事を獲得
フリーランス歴5か月半にしてやっと仕事を獲得できたので、ここで初収入となります。
獲得した仕事内容と収入はこちらです。
- ショップカード→3,000円ぐらい
- ホームページ→50,000円
フリーランスとして初めて獲得した仕事は、ショップカード制作です。
収入は3,000円ぐらいでしたが、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています!



初めて自分の力で仕事をゲットして、お客様からも喜んでもらえたのでめちゃくちゃ嬉しかったです!
そこからは仕事が少しずつ増えていき、実績数に合わせてホームページの制作費も少しずつ上げたり、リーフレット制作も追加するなどして、年収でいうと1年目は50万円台ぐらいという結果でした。



初仕事の獲得が5か月半目だったので、残りの約半年で50万円ほど稼ぎました!
初仕事獲得までにやったこと
仕事を獲得するためにやっていた具体的なことはこちらです。
- 自分のホームページを整える
- SNS(Instagram)
- クラウドソーシング(ココナラ)
これらをやっていて、初仕事のショップカード制作はココナラでの依頼でした!
次のホームページ制作はSNSからでしたが、ホームページも見てくださっていたようで、信用度が伝わっていたことで依頼を決めてくださったそうです。



ホームページは「信用度に繋がる」ということを、自身で実感しました!
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方については、下記の記事でさらに具体的に解説しています。
初心者向けに解説しているので、仕事の取り方に悩んでいる方はぜひ参考にしてください!


フリーランスWebデザイナーの年収【2年目】


続いてフリーランスWebデザイナー2年目のときの、リアルな年収と仕事内容です。
結論からいうと2年目の年収の結果は、350万円ほどでした!
少しずつでも仕事をこなすことで大きな案件をもらえた
小さな仕事でも少しずつでも、頂いた仕事をこなすことで実績も増えていき、2年目は大きな案件をもらうことができました!
その大きな案件は企業からのもので、もともとは60万円台の制作料金でしたが、後からいろいろ追加追加となり最終的には合計200万円ぐらいになりました。



ただ、これがめっっっちゃくちゃしんどかったです!!
それまでは個人事業主さんの制作ばかりでしたが、その案件は企業の制作だったので、当時の私の中ではかなりボリュームのある制作でした。
また、担当者はいるものの、最終判断は会社の偉いさんたちがするようで、やり取りや修正などもかなり大変でした。
プライドを持って最後までやり遂げましたが、自分の無力さに実はこの案件では何度も泣いたことがあります。
疲弊して働き方に悩み始めた
上記の案件の納品が完了した頃、この案件をきっかけに少し働き方について悩み始めました。
私の能力不足が原因ということもありますが、途中からクライアントに「言われるがまま」の制作となり自分の目指す制作ではなくなり、精神的に参っていた部分がありました。
おまけに度重なる修正の繰り返しと自分の容量の悪さから、朝早くに起きて深夜まで仕事をする1日になり、休みもほとんど取らずに体調を崩してしまいました。



不安から休みを取れなかったということもあります。
結局その案件の終了後は、仕事のやり方と自分のスキルを見直しながら、少し失速して2年目の年収は350万円ほどでした。
1年目と比べると年収の結果はいいですが、仕事のバランスや精神面などを考えると、あまりよくない働き方をした2年目となりました。



稼ぎながら仕事のバランスも取っている人は、本当にすごいなと思います!
フリーランスWebデザイナーの年収を踏まえた今後の仕事方針


フリーランスWebデザイナー3年目は、2年目を踏まえて働き方を考え直しました。
個人事業主を中心に、大きすぎない案件を受注する
まず、3年目は企業からの案件をやめて、個人事業主の方からの依頼を中心に受注することにしました!
企業の案件は大きく稼ぎやすいですが、仕事のボリュームと私自身のキャパシティ、そして目指したい方向性を考えると合わないなと感じました。
そもそも私はフリーランスになるとき、1人1人の個人のお客様に対して、丁寧な制作やサポートをしたいと考えていました。
しかし企業だと、仕事の大きさ的にやりがいは大きいですが、担当者以外との関りは薄くなりがちで、私が思う丁寧で細かな制作やサポートもやりずらくなります。
この考え方は、フリーランスとして「稼ぐ」をメインに考えると効率が悪いですが、私は稼ぐ以外の「気持ちの部分」にもフォーカスして制作したいと思っているので、このようなやり方とペースでやっていきたいなと考えています!
ブログの運営で複収入を目指す
実はWebデザイナーの仕事に活かすために、マーケティングを学びたいと考えブログを始めました。
そのブログとはこのEtorire-designの当サイトのことですが、ブログは収入を得られるツールでもあるんです!
ブログには記事で商品を紹介して、売れることで収入を得られる「アフィリエイト=成功報酬型広告収入」というものがあります。
当ブログではWebデザイナーやWeb制作に関することを発信していますが、たとえば
- Webデザインスクール
- サーバー・ドメイン
- Web制作ツール
など、記事の中で紹介しているものが売れることで、ASPという広告会社から一部の報酬を得ることができます!



アフィリエイトや広告収入というとなんだか怪しく感じるかもしれませんが、決して怪しいものではありませんよ!
私は本当におすすめだと思うものを紹介することで、本当に困っている・悩んでいる誰かのお役に立ちながら、それでいて自分自身も収入を得られるという、素敵なビジネスだなと思っています♪
ちなみにブログやアフィリエイトは、適当にやっていても成果は出ず、実際に行動や検証を繰り返すことで成果が現れます。
このような感じでブログはSEOやマーケティングを実践的に学ぶことができるので、マーケティングの複合スキルを身につけたいWebデザイナーにはめちゃくちゃおすすめです!



WordPressのブログは初心者でも約10分で始めることができます。ブログ運営はメリットがたくさんあるので、ぜひこの機会に始めてみてくださいね♪


フリーランスWebデザイナーが年収を上げるポイント3つ


フリーランスWebデザイナーが収入を上げる方法はいろいろありますが、おすすめなのは下記の3つです!
- クライアントを企業にする
- 外注する
- 別の収入源をつくる
クライアントを企業にする
まずはクライアントを企業にすることです。
企業がクライアントだと、制作物の規模も大きかったり、そもそもの出資できる金額が個人よりも多いです。
上でも書いたように私はクライアントを企業にするのは失敗しましたが、
- 要領よく効率的に仕事ができる人
- 大きな案件でもこなせる人
- 小さな案件多数より、大きな案件少数がいい人
このような方は、クライアントを企業にすると大きく稼ぎやすいのでおすすめです!



クライアントの規模を大きくすることは、Webデザイナーのステップの1つでもありますよ!
いきなり大きな案件をとるのは難しいので、小さい案件から始めながら実績を積み、徐々にとれる仕事を大きくしていきましょう!
外注する
自分が苦手なことは外注してしまうのも、年収を上げるための方法です!
Webデザイナーも人によって方針が違いますが、もし「すべてを自分でやらなくてもOK!」と考えられる場合は、外注もやっていくと効率よく仕事ができます。



外注は決して悪いことではありませんよ!
たとえば1人に外注すれば、単純に制作者が自分と外注先の2人になるので、仕事のスピードが上がるのは分かりますよね!
そして仕事のスピードが上がるということは、年間で受けられる仕事量も増やせるということです。
制作費と外注費のバランスを考える必要はありますが、その辺りをうまくできるなら、外注することで年収を増やすことができますよ!



外注は収入だけでなく、精神面やモチベーションへのメリットもありますよ!
別の収入源をつくる
Webデザイナーだからといって、制作のみにこだわる必要はありません!
フリーランスは何をするのも自由なので、できることは意欲的にやっていきましょう!
収入源を複数もつことのメリットはこちらです。
- スキルや知識が増える
- リスク回避になる
まずは別の収入源を得るために努力や工夫をするので、その分のスキルや知識が増えます。



Webデザイナーは複合スキルが勝ち残るための秘訣なので、いろんなスキルがあることは強みになりますよ!
また、Webデザイナーは基本的に「成果報酬型」の仕事なので、制作のみで仕事をするにはリスクもあります。
たとえば急に下記のような状況になってしまったら、仕事がストップして収入がゼロになる可能性もあります。
- 案件が入らなければ
- 結婚や育児、家族の介護や事情で仕事の時間が減れば
- 突然のケガや病気で仕事ができなくなったら



独身で実家暮らしならいいですが、一人暮らしや養う家族がいるなら、とても危険性ですよね。
なのでWeb制作以外の仕事、できれば不労所得として稼ぎやすい仕事で、別の収入源をもっておくことをおすすめします!
たとえばブログやYouTubeなどはストック型のものとなり、ある程度成果が出てからは少しぐらい放置していても、自動的に収入が入ってきますよ!



どちらも時間が必要なので、余裕があるうちに取り組んでおくのがいいですよ!
もしブログを選ぶ場合は、下記の記事を参考に始めてみてくださいね♪


フリーランスWebデザイナーの年収【まとめ】
この記事では、現役のフリーランスWebデザイナーが、年収事情と具体的な仕事内容をご紹介しました。



私の年収事情をぶっちゃけてみましたが、いかがだったでしょうか?
Webデザイナーやフリーランスの仕事方針はさまざまなので、1つの事例として参考にしていただければ幸いです!
また、フリーランスWebデザイナーが年収を上げるおすすめの方法は、下記の3つです。
- クライアントを企業にする
- 外注する
- 別の収入源をつくる
WebデザイナーだからといってWeb制作のみにこだわる必要はないし、フリーランスにはいろんな年収アップの方法があります。
向き不向きも人それぞれあるので、いろいろ試しながら自分に合った方法で年収アップを目指してくださいね!