20代未経験でWebデザイナーになれる?20代前半後半の違いやなり方を解説!
20代未経験でもWebデザイナーになれますか?
多様な働き方ができることで人気のWebデザイナーですが、
- 20代未経験からWebデザイナーになれる?
- 20代前半と後半ではなにか変わる?
- 求人には未経験OKって書いてるけど本当?
- 未経験から確実にWebデザイナーになりたい!
こんな風に思っていませんか?
結論からお伝えすると、20代未経験からでもWebデザイナーになれます!
実際に私も20代で未経験からWebデザイナーとして就職し、現在はフリーランスとして活動しています。
この記事では自身の経験をもとに、20代未経験からWebデザイナーになる方法や、20代後半で目指す場合のポイントを解説したいと思います!
私の失敗談から、未経験からWebデザイナーになるときの注意点も書いているので、ぜひ参考にしてください!
20代未経験でWebデザイナーになれる?
20代なら未経験でもWebデザイナーになれる!
20代なら未経験でもWebデザイナーになれます!
20代はWebデザイナーの未経験転職の中でも、1番需要があります。
なぜ20代の需要が1番あるかというと、若いからです。
ではなぜWebデザイナーでは若さが重視されるかというと、それは「長く働けるから」です。
未経験から始めるということは、ほとんどスキルや技術が無い状態からのスタートになります。
ということは会社側からすれば、「これから育成しなければいけない人材」なわけです。
40代よりも30代、30代よりも20代の方が長く働けますが、どうせ育成するなら少しでも長く働ける20代の方がほしいというのが理由です。
スキルが重視される業界ではありますが、そのスキルが無い状態では年齢が重要になります。
もしあなたが20代で未経験からWebデザイナーを目指すなら、ぜひ今の有利な状況を活かしてくださいね!
20代後半でも未経験でWebデザイナーになれる?
20代なら未経験でもWebデザイナーになれるので、もちろん20代後半でもWebデザイナーになれます!
しかし20代前半と後半では、少し就職の厳しさが変わります。
上で会社側は育成を考えているので若さを重視すると書きましたが、20代前半と後半でさえも需要が変わってしまいます。
とくに私は女性なので女性の立場で書くと、20代後半からは結婚や出産なども視野に入れる年齢になります。
会社としてはすぐにやめられると、育成にかける労力もお金も無駄になるので、どうしても慎重になるんです。
私は20代前半で制作会社に入社しましたが、それでも面接のときには、
- 近々結婚する予定はある?
- 結婚した場合仕事はどうしたいと考えてる?
と聞かれました。
幸いにも(残念ながら?)私にはその予定がなかったので、大きな問題ではなかったですが、20代後半となると、ますますシビアに判断されるのが現状です。
とはいえWebデザイナーは結婚してもできる仕事で、実際に結婚してからも働き続けている人もいます。
なので「厳しくなる」というだけで、20代後半でも未経験からWebデザイナーにはなれます!
経験した職種や業界など、20代前半にはない強みを活かせば、採用率も上げられます!
20代後半でも工夫次第でWebデザイナーになれる確率は上げられるので、ぜひ今の1番若いうちに行動してみてくださいね!
20代未経験でWebデザイナー就職を目指すときの注意点
20代未経験でWebデザイナー就職を目指すときの注意点が2つあります。
- 求人情報に書かれている未経験OKの罠
- 20代でもスキルが無ければWebデザイナーとして就職できない
求人情報に書かれている未経験OKの罠
Webデザイナーの求人票にはよく、
- 未経験OK
- Web業界に勤めた経験が無くても大丈夫
と書かれていることがあります。
ですがそこで「じゃあ全くスキルが無くてもいいんだ!」と勘違いしてはいけません。
これこそが、「求人情報に書かれている未経験OKの罠」です。
実は「未経験OK」と書いておきながら、
98%の会社では最低限のスキルや知識が求められています。
え?未経験OKなんじゃないの?と思うかもしれませんが、未経験というのはあくまでも、
- Webデザイナーの仕事が未経験でもOK
- Web業界が未経験でもOK
というだけで、スキルがなくてもOKではありません。
育成するとは言っていても、最低限PhotoshopやIllustratorなどの操作や、ホームページ制作の知識は身につけておいてね、というのが暗黙の了解となっています。
実は私が未経験OKの罠にハマりました(笑)
実は私自身が、当時は無知すぎて未経験OKの罠にハマってしまいました(笑)
Webデザイナーになりたい!と思ってすぐに、求人票を見ると「未経験OK」の文字が目に入り、さっそく面接を受けました。
しかし当然ながら結果は不採用です(笑)
面接官「ポートフォリオはありますか?」
私「ありません」
面接官「ホームページは作れますか?」
私「作れません」
面接官「IllustratorやPhotoshopは使えますか?」
私「・・・使えません」
面接官2人を前にしながら、地獄の空気が流れたことは一生忘れられません。
最終的に「最低限ここまでできるようになってから来てくださいね」と言われ、とても恥ずかしい思いをしました。。
みなさんも同じ思いをしないように、最低限ホームページを作れるスキルは身につけて挑んでくださいね!
20代未経験でWebデザイナーになる手順
20代が未経験でWebデザイナーになる手順はこちらです。
- Webデザインスキルを身につける
- ポートフォリオを作成
- 就職転職活動をする
Webデザインスキルを身につける
上で未経験OKの求人でも最低限スキルは必要と書きましたが、最低限といってもIllustratorが少し触れる程度では就職できません。
20代なら未経験でもWebデザイナーになれますが、ホームページを作れる程度のスキルは必要です!
そしてホームページを作るために必要なスキルはこちらです。
- デザインの基礎知識:色やデータ、フォントやサイズ感など
- デザインソフトの操作スキル:Illustrator/Photoshop
- コーディングスキル:HTML/CSS/レスポンシブ
- あればなおいい:jQuery/JavaScript
まずはデザインの基礎知識ですが、これを覚えなければWebデザイナーとしてのデザイン制作はできません。
Webデザイナーはデザインを使って、クライアントの抱える問題を解決する仕事です。
なのでWebデザイン制作の型やルールはしっかり覚えましょう!
なおデザインといっても芸術的なセンスは不要ですが、不安な方は下記の記事も参考にしてください。
デザインの基礎を覚えたら、次はAdobe製品のIllustratorやPhotoshopの操作スキルを身につけます。
最近はFigmaなどのデザインツールもありますが、まだまだAdobeが一般的なので、Adobeを覚えるのでOKです!
もしこれからAdobeを購入する場合は、下記の方法での購入がおすすめです!
約3万円もお得になって、私はいつもこの方法で購入しているので、ぜひ試してみてください!
HTML/CSSは、ホームページを組み立てるのに必要なコーディングスキルです。
コーディングができないWebデザイナーもいますが、
20代未経験でWebデザイナー就職を目指すなら、苦手でも必ず身につけましょう!
コーディングができるとできないでは、応募できる企業の幅や給料が大きく変わりますよ!
また最近はほとんどがスマホからの閲覧なので、レスポンシブも覚えておきましょう。
jQuery/JavaScriptは必須ではありませんが、あればできる範囲が広がるので、余裕があれば身につけてみてください!
ポートフォリオを作成
Webデザインスキルが身についたら、次はポートフォリオを作成します。
ポートフォリオとは、自分が作ったデザインを掲載する作品集です。
自分のスキルを証明するもので、Webデザイナーにとっては履歴書よりも重要と言われているので、必ず作成しましょう!
ポートフォリオの作り方は下記の記事で解説しています。
私が実際に使ったものをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
就職転職活動をする
ポートフォリオが完成したら、いよいよ就職転職活動を行います。
Webデザイナーには、
- 制作会社
- インハウスデザイナー
- ECサイトの運営会社
このような3つの就職先があります。
どれを選んでもいいですが、20代未経験なら「制作会社」が1番おすすめです!
なぜなら残りのインハウスやECサイトの会社は、スキルや経験が重視される場合が多いからです。
少しでも応募できる会社の数を増やすには、未経験者も積極的に採用している制作会社がいいですよ!
また、制作会社が1番オーソドックスな制作スキルを身につけられます。
インハウスやECサイトの会社は、その会社独自の制作傾向があったりします。
未経験からならまずは定番の制作スキルや知識を身につけておく方が、
20代未経験で確実にWebデザイナーになるためのポイント
20代といっても全員が未経験から100%Webデザイナーになれる保証はありません。
しかし少しでも確率を上げたいなら、ぜひ下記のポイントを参考にしてください。
- 独学よりもWebデザインスクールを受講する方がいい
- 就職支援や案件紹介があるWebデザインスクールがおすすめ
独学よりもWebデザインスクールを受講する方がいい
Webデザインスキルは独学でも身につけられますが、20代未経験から確実にWebデザイナーになりたいなら、
独学よりもWebデザインスクールを受講するのがおすすめです!
Webデザインスクールの方がおすすめな理由はこちらです。
- スキルを確実に身につけられる
- 正しい方法で効率よく学べる
- すぐに質問や相談できる環境
- 就職転職の斡旋やサポートを受けられる
Webデザインスクールは受講料がかかりますが、それ以上に大きなメリットがたくさんあります。
なにより独学は挫折率が高いですが、Webデザインスクールを受講すれば防げます。
私は見事に独学で撃沈しました。
さらにプロの講師から効率よく学べるので、最短ルートでWebデザイナーになれます!
20代といえども若ければ若いほど採用されやすいので、少しでも早くゴールを目指したいところです。
またWebデザインスクールでは質問や相談、就職などの手厚いサポートも受けられます。
独学でも不可能ではないですが、少しでも不安がある方は、
当ブログではおすすめのWebデザインスクールもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
もしWebデザインスクールと独学を決めきれない場合は、下記の記事もおすすめです。
就職支援や案件紹介があるWebデザインスクールがおすすめ
20代未経験で確実にWebデザイナーになりたいなら、Webデザインスクールの中でも、
就職支援や案件紹介があるところがおすすめです!
Webデザインスクールでは、それぞれゴールに合わせて提供しているサポートが異なります。
- 就職転職:ポートフォリオ作成の指導、面接や履歴書の対策、制作会社の紹介
- 副業・フリーランス:ポートフォリオ作成の指導、案件紹介
実はWebデザインスキルを身につけても、その次の就活などのステップがうまくいかずに、挫折して諦める人は多いです。
Webデザイナーの仕事が人気になるほどに、ライバルも増えるわけです。
そんな中で自分が選ばれるには、スキルだけでなく、ポートフォリオまで完璧にしなければいけません。
なので独学よりもWebデザインスクールがおすすめで、さらに就職支援や案件紹介があるWebデザインスクールがおすすめです!
20代未経験でWebデザイナー就職や転職を目指すなら、下記のWebデザインスクールがおすすめです!
- デジタルハリウッド STUDIO by LIG:Web制作会が運営しているスクール。ポートフォリオ作成のマンツーマン指導もあり、就職支援保証も無期限で受けられる。
- クリエイターズファクトリー:卒業制度がなく無期限でサポートを受けられる。教材の閲覧やフィードバックはもちろん、転職・副業も成功するまでサポートしてもらえる。
- ヒューマンアカデミーWEBデザイナー講座:未経験からでも就職率90.9%を誇る。教育訓練給付金制度があり、最大10万円の支給でお得に学べる。
20代未経験で副業やフリーランスのWebデザイナーを目指すなら、下記のWebデザインスクールがおすすめです!
- デイトラ
:学びの先の「仕事にする」を見据えたハイレベルなカリキュラム内容。運営人が全員フリーランス経験者。 - 【SHElikes】:マルチにWeb系スキルを身につけられる、女性限定のキャリアスクール。「Webデザイン×○○」の複合スキルで差別化したWebデザイナーを目指したい方におすすめ。
20代未経験でWebデザイナーになりたい人がやっておくといいこと
20代未経験でWebデザイナーになりたい人が、スキルを身につける以外にやっておくといいことは2つです。
- 実績づくり
- ブログやSNSでの発信
実績づくり
実績づくりは必須ではありませんが、未経験からWebデザイナーになる確率を上げるなら、やっておくとさらにいいです!
基本的に未経験者は制作できるスキルを証明できればいいので、架空のものでも作れれば問題ありません。
しかし最近はクラウドソーシングが手軽に利用できることから、未経験からでも自分で仕事を取っている人も増えています。
スキル自体は架空のものでも証明できるものの、やはり実際の仕事の経験があるとないでは、
- 制作に対する考え方
- 責任感
- 仕事の進め方の知識
これらが大きく変わります。
上でも書いたように、ライバルが増える中で自分が選ばれるには、何かしらの差をつける必要があります。
なので余裕があればぜひクラウドソーシングなどを利用して、実績を作ってみてくださいね!
もしクラウドソーシングを利用するなら、Webデザイナーにおすすめなのは「ココナラ」です!
下記の記事では販売のコツを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
SNSやブログでの発信
最近はSNSのフォロワー数や発信力なども、人物を見極める1つのポイントになっているそうです。
Webデザイナーには制作スキルがあればいいので必須ではないですが、作品や実績をアップすることで、
- 他のユーザーに作品の添削をしてもらえる
- 依頼が入ることもある
- 会社側からオファーがくる
などのメリットもあるので、やっていて損はありません!
また、ブログで発信する場合は、ライティングやWebマーケティングのスキルも身につきます。
私も当ブログの運営でたくさんの知識が身についたので、興味があればぜひ挑戦してみてください!
Webデザイナーがブログをやるメリットは下記の記事で解説しています。
20代未経験でWebデザイナーを目指す場合のよくある質問
20代未経験でWebデザイナーを目指す場合のよくある質問をご紹介します!
20代未経験でWebデザイナーになるなら資格は必要?
20代未経験でWebデザイナーになる場合に、資格は必要ありません!
なぜならWebデザイナーは資格よりも、スキルの方が重視されるからです。
Webデザイナーは資格の勉強をするよりも、スキルのレベルを上げることにチカラを入れましょう!
私もWebデザインの資格は全く持っていませんが、制作会社で採用してもらえたし、フリーランスでも問題なく活動できています!
面接でも資格について聞かれたことはありません!
とはいえ資格自体に意味はなくても、頑張ろうという意欲ややる気を評価される場合はあります。
それに合格できなくても、学習の過程で身につくことはあります。
なので必須ではありませんが、スキルも身につけたうえで余裕があるなら、
Webデザイナー就職に有利な資格は下記の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
20代未経験なら1度は就職した方がいい?
最近は未経験からいきなりフリーランスになる人も増えていますが、できれば1度は就職するのがおすすめです。
私もフリーランスWebデザイナーをやっていますが、未経験からいきなりなるのは、
- 実績がない
- 仕事が取れない
- 稼げない
このようなリスクがあります。
また会社に勤めることで、Webデザインスクールでは学べない、現場のリアルな知識を身につけられます。
未経験からいきなりのフリーランスで成功する人もいますが、せっかく20代なら、
あとからやっぱり就職したいとなっても、年齢が高くなれば採用の難易度も上がります!
もしフリーランスを見据えて就職する場合は、最低でも1年間は勤務してから独立した方が安心です。
- 会社で制作に関するひと通りを経験
- 会社員と並行して独立の準備
- 1人で活動しても大丈夫と思える気持ち
これらが揃ってからフリーランスになると、失敗や後悔も少なく始められるかと思います!
しかしどうしても未経験からフリーランスになりたい方は、下記の記事も参考にしてください。
私がフリーランスになってからのリアルをお伝えしているので、ぜひ読んでから判断してみてください!
20代なら未経験でもWebデザイナーになれる!まとめ
20代なら未経験からでも十分Webデザイナーになれます!
20代前半だけでなく、20代後半でも未経験からWebデザイナーになれます。
しかし若ければ若いほど採用率は上がるので、少しでも早い行動が必須です!
しかし20代であっても、未経験からWebデザイナーを目指すライバルはたくさんいます。
その中で自分を選んでもらうには、
- 独学よりもWebデザインスクールを受講
- 就職支援や案件紹介があるWebデザインスクールを選ぶ
これらをポイントにWebデザインスキルを身につけるのがおすすめです!
少しでもWebデザイナーになれる確率を上げて、理想のWebデザイナーになってくださいね!