Webデザイナーにセンスは不要!型やルールを覚えれば誰でもなれる!
デザインのセンスがなくてもWebデザイナーになれますか?絵も描けないしデザインも苦手です。。
Webデザイナーはセンスがなくてもなれますよ!私も絵や芸術を学んだことはないですが、Webデザイナーとして活動できています!
Webデザイナーになりたいものの、デザインのセンスがないと悩む方は多いですが、
実はWebデザイナーはセンスがなくても、型やルールを覚えれば誰でもなれます!
この記事では現役Webデザイナーが、
- Webデザイナーにセンスは不要な理由
- Webデザイナーに向いてる人の特徴
- センスがなくてもWebデザイン力を磨く方法
これらについて解説したいと思います!
この記事を読めば、センスがないと悩むあなたも、Webデザイナーになれる未来が見えてきますよ!
Webデザイナーにセンスは不要!その理由3つ
まずはWebデザイナーにセンスが不要な理由を3つご紹介します。
Webデザインは芸術やアートではない
Webデザインは芸術やアートではありません。
なので美術を学んだことがなくても、芸術的なセンスがなくても問題ないです!
私も今までまったく芸術を学んだことはありませんが、Webデザイナーとして活動できています。
ちなみに絵も描けず、誰にも見せられないほど下手です(笑)
そもそもホームページなどのWebサイトには、
- 売り上げをアップさせる
- ブランドイメージを伝える
- 商品の魅力を伝える
このような目的が必ずあります。
そしてこれらの目的を「デザインを使って」達成させるのが、Webデザイナーの仕事です。
なので逆に、ピカソのような独創的センスでデザインすると、
- ターゲットが離れていく
- 商品が売れない
- 売り上げもダウン
このような事態になり、Webデザイナーとしては失格です。
他にももしあなたが10代だとして、深緑で達筆の洋服サイトを見て、「すてき!ここで洋服買いたい!」となるでしょうか?
好みは人それぞれですが、よっぽど古風な洋服が好きな人以外はならないかと思います。
自己満足でのデザインは、自分は楽しいかもしれませんが、WebデザイナーとしてはNGです。
独創的なセンスを活かしたい人よりも、むしろセンスがないと思っている人の方が、Webデザイナーに向いています!
芸術的なセンスなしでどうしよう!と思っていることが、実は強みだったりしますよ!
型やルールを覚えれば誰でも作れる
Webデザインには独創的なセンスは必要ないですが、型やルールを覚えることは必要です。
逆に型やルールさえ覚えれば、誰でも作れるともいえます!
例としてWebデザインの型やルールは、
- サイトの色
- フォント
- 文字サイズ
- 配置
- 余白
このような部分で決められており、色1つとってもターゲットの年代によって、使うべき色の系統が決まっています。
たとえば女性向けサイトに多いピンクのものでも、
- 10代向け:ビビット系
- 30代向け:くすみ系
- 50代向け:エレガント系
このように、ターゲットに合わせて使い分けられています。
ピンク以外でも、一般的にはこの年代にはこの色、この業種にはこの色とだいたい傾向があります。
真っ黒で和風な病院のサイトや、紫とゴールドの高級感ある保育園のサイトは、なんとなく嫌ですよね。
病院なら信頼感や清潔感のある青、保育園なら暖色系を使った明るいデザイン、などの傾向が多いです!
他にもフォントでも、10代向けなら丸文字で可愛く、50代向けなら明朝体で高級感を。
といった感じの傾向があります。
なのでこのような型やルールを覚えれば、
ゼロからデザインを生み出す必要はない
Webデザインは上で書いたとおり、ある程度の型やルールが決まっているので、ゼロからデザインを生み出す必要はありません。
初めて作る業界のWebサイトでも、その業界のいろんなサイトを見ていると、だいたい似たようなところが見つかります。
そこでいいなと思った部分を、取り入れればOKです!
あくまでも取り入れるだけで、「パクる」のはダメですよ!
ホームページはゼロから作るとも言いますが、何もないところから作るだけで、デザインをゼロから生み出すわけではありません。
なので歌手のように「お風呂に入ってるときにふと歌詞が降りてきた」とか、
芸術家のように「ふと神秘的なイメージが浮かんだ」とかはなくても全然問題ありません。
Webデザイナーには、
今よりもっと最高なデザインを作らなければ!今の自分を超えなければ!
こんな人はWebデザイナーに向いてる
下記に当てはまる人は、Webデザイナーに向いています!
- 何かを作るのが好きな人
- 細かいところまでこだわれる人
- ユーザー目線で考えられる人
何かを作るのが好きな人
モノづくりが好きな人は、Webデザイナーに向いています!
Webデザインにセンスは必要ないですが、何かを作るのが好きな気持ちは必要です。
たとえばお菓子でも、アクセサリーでも手芸でも、なんでもOKです。
作ることに楽しみを感じる人は、Webデザイナーとしての制作の仕事も楽しめるはずです!
ホームページ制作を通してお客様のチカラになり、喜んでいただけるのは、とてもやりがいがあります。
芸術的なセンスはなくとも、「誰かのために」作るのが好きな人は、それだけでも十分Webデザイナーの素質がありますよ!
制作の楽しさについては下記の記事でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
細かいところまでこだわれる人
Webデザイン制作には、
- 1px単位で揃える
- 余白のバランス
- 全体の色味
このような、細かいところまでこだわる作業がたくさんあります。
なので細かいところまでこだわれる人が向いているというよりも、細かいところまでこだわれる人でないと、できません。
Webデザイン制作は、結構神経を使います。
ちなみに私は制作会社に勤務していた最初の頃は、1pxまでは気を使えていませんでした。
デザインが完成したら、確認のために紙に印刷して上司に見てもらってたんですが、赤ペンの修正点だらけで返ってきたときは愕然としました。
「これって中央に揃ってる?」と聞かれても自信をもって答えられなかった私は、冷や汗が止まりませんでした。笑
そのおかげで今は1px単位で揃えられるようになりましたが、大雑把な人よりも、
リモコンや置物の配置が気になるみたいな、多少神経質ぐらいな方が向いていると思います!
ユーザー目線で考えられる人
ホームページの制作は、クライアントからの依頼ありきです。
なのでまずはクライアントの要望を、うまく汲み取ることが必要です。
しかしWebデザインは上で書いたように、あくまでも目的を達成させるためのものです。
クライアントの要望を汲み取りつつも、
- 見やすいか
- 使いやすいか
など、ユーザー目線で考えることも大切です!
普段から、相手の気持ちや求めていることを考えられる人は、素敵なWebデザイナーになれます!
センスがない!と嘆く人がWebデザインを磨く方法
ここからは、センスがない!と嘆く人がWebデザインを磨く方法をご紹介します!
Webデザインを磨くには、
- 学ぶ
- アウトプット
これが大事です。
Webデザインは学ぶだけでなく、手を動かしてのアウトプットまでセットです!
Webデザインの知識を身につける
まずは「学ぶ」ですが、Webデザインの知識を徹底的に身につけましょう!
知識を徹底的に学ぶことで、Webデザインのセンスがなくても、大きくデザイン力を上げられます!
Webデザインには、
- デザインの基礎
- 色
- フォント
- 文字サイズ
- 配置
- 目線
などいろんな法則やルールがあります。
たとえば文字サイズでも強弱をつけることで、見やすさや伝わりやすさが変わります。
またサイトを見る人の目線にも、「Zの法則」や「Fの法則」などがあります。
視線の法則を学ぶことで、どこになにを配置すればいいか分かるので、サイトの設計もしやすくなりますよ!
Webデザインの知識を本から学ぶ場合は、下記の記事がおすすめです。
Web制作に役立つ本をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
いろんなサイトを見て研究しながらアウトプットする
Webデザインの知識を身につけたら、次はアウトプットしましょう。
おすすめのアウトプット方法は、いろんなサイトを参考にトレースすることです!
トレースとは、サイトを下に敷いて、そっくりそのまま写すことです。
現実世界では、絵の上から紙を乗せて、その上から線をなぞりますよね。
それのWeb版という感じで、IllustratorやPhotoshopで、参考にするWebサイトの上から、文字やボタンなどを真似ていきます。
そしてトレースをとおして、
- どんなターゲット向けのサイトか
- どんな色が使われているか
- どんなフォントが使われているか
などを研究します。
いろんなサイトでトレースを繰り返すことで、フォントでどれだけ印象が変わるか、などの知識も身につきます。
最初は簡単なバナーからでもいいので、とにかく手を動かしてアウトプットしてみてくださいね!
私もWebデザインスクールを受講していたときに、講師からはトレースが大事!と言われてやっていました!
Webデザインスクールを受講してプロから学ぶ
Webデザインの知識を身につけることは、独学でもできますが、
1番おすすめなのは、Webデザインスクールを受講してプロから学ぶことです!
独学に比べてWebデザインスクールには、
- 効率よく学べる
- 正しい知識を身につけられる
- 手っ取り早くデザイン力を上げられる
このようなメリットがあります。
独学では間違った知識を身につけてしまう危険性もありますが、プロから学べば確実に正しい知識を得られます。
また、Webデザインをプロから添削してもらうことで、「脱素人デザイン」も目指せます。
プロと素人のデザインには雲泥の差があり、分かる人にはとてつもない差が分かるんです。
直接学ぶことで、Webデザイン力が上がるスピードも桁違いなので、ぜひ受講してみてくださいね!
デザイン力を上げるのにおすすめのWebデザインスクール
Webデザインのセンスを磨くのに、おすすめのWebデザインスクールはこちらです!
- デイトラ
:業界最安級のWebデザインスクールで、1つのコースから購入できるので安く学べる。「仕事にする」を見据えたハイレベルなカリキュラム! - デジタルハリウッド STUDIO by LIG:Web制作会が運営しているスクール。ポートフォリオ作成のマンツーマン指導もあり、就職支援保証も無期限で受けられる。
デイトラは買い切りタイプのWebデザインスクールで、「Webデザインコース」のみを購入できるので安く学べます。
「仕事にする」を見据えて組まれたカリキュラムでは、デザインの基礎から応用まで、徹底的に学べます!
デジタルハリウッド STUDIO by LIGは、制作事業と教育事業の2つの会社がタッグを組んで運営しており、Webデザインも最先端の知識を身につけられます。
本格的なカリキュラムと丁寧なフィードバックで、確実にデザインレベルを上げられます!
上記のWebデザインスクールは、下記の記事でもご紹介しているので参考にしてください!
Webデザイナーにセンスは不要!型やルールを覚えてデザイン力を磨こう!
この記事では現役Webデザイナーが、
- Webデザイナーにセンスは不要な理由
- Webデザイナーに向いてる人の特徴
- センスがなくてもWebデザイン力を磨く方法
これらについて解説しました。
Webデザイナーは芸術家ではないので、センスは必要ありません。
絵が描けなくても、美大を卒業してなくても大丈夫です!
型やルールを覚えることで、誰でも素敵なWebデザインを作れるので、ぜひみなさんもWebデザイナーを目指してみてくださいね!