Webデザイナーの仕事の厳しさや現実をフリーランス歴4年目が解説!

こんにちは、Sakiです!

Webデザイナーのフリーランスになりたいですが、現実はどんな感じですか?仕事はありますか?失敗しないか不安です、、。
最近は「好きを仕事に」「自由に働ける」ということから、フリーランスWebデザイナーが増えています。
しかし成功する人がいる一方で、失敗する人が多いのも現実です。
また、フリーランスWebデザイナーになったけど「こんなはずじゃなかった」と感じる人も少なくありません。
この記事では、フリーランス歴4年目の現役Webデザイナーが、下記の内容について詳しく解説していきます!
- 失敗するWebデザイナーが多い理由
- やってみて分かったWebデザイナーの大変さや厳しさ
- フリーランスWebデザイナーのリアルな日常
- フリーランスWebデザイナーになって後悔してないか
フリーランスWebデザイナーは失敗する人が多いのが現実


まずは、フリーランスWebデザイナーで失敗する人が多い現実について、理由をお話します。
仕事が取れない
まずは、失敗する人の多くに当てはまるのが「仕事が取れない」ことです。
残念ながらWebデザインができる=仕事を取れるとは限りません。
会社員であれば制作さえできればそれでOKですが、フリーランスの場合は制作をするには、まず仕事を獲得しなければいけません。
しかし仕事の獲得は制作スキルとはまた別で、マーケティングの知識を持っている必要があります。
ですがこの辺りを知らずにいきなりフリーランスになっている人たちが、フリーランスになったものの「仕事がない」「稼げない」とのことで挫折しています。



実は私もマーケティングの知識がないままフリーランスになり、最初は仕事が獲得できなかった1人です。
試行錯誤しながらなんとか仕事を取れるようになったので、今でもフリーランスを続けられていますが、これが最初の難関です。
価格競争に巻き込まれる
仕事が取れないことが発端で、価格競争に巻き込まれる人も多いです。
実際のところWebデザイナーは増えているので、差別化するか価格を下げるかしないと売れないのも、また現実です。
しかし価格を下げることは薄利多売となるので避けるべきですが、これを選んでしまったために疲弊して、フリーランスを辞めていく人もたくさんいます。
売れない→自分にはスキルが少ない→価格で勝負するしかない。
となるのは分かりますが、長くフリーランスを続けるためにも、価格で勝負するのはやめておく方がいいです。



売れないからと価格を下げるのは、自分の価値を下げることにもなりますよ。
仕事に追われる
仕事が取れないとは逆に、仕事を取れても追われて失敗する人もいます。
- 納期に追われる
- 正解がないデザインを考続ける苦しみ
- 高難度のスキルに対応できずに時間がかかる
理由はさまざまですが、このような感じで仕事に追われ、フリーランスを上手くやれない人もいます。



実は私も自分のキャパより大きい仕事を受けてしまったために、疲弊して参ってしまったことがあります。
仕事を取れるのはいいことですが、フリーランスとしては「仕事の管理能力」も必要です!
クライアントワークに疲れる
フリーランスのWebデザイナーは、会社の人間関係こそありませんが、クライアントとはコミュニケーションを取らなければいけません。
手段は電話やメールなど人それぞれですが、「早く返事しないといけない」の気持ちから、休日も返事をしてクライアントワークに疲れる場合もあります。
実際に私もフリーランスになりたての頃は、夜や寝る前の仕事以外の時間も、そして休日も連絡が来れば即返事を実践して疲れていました。
「仕事ができる人は返事が早い」と言われたりもしますが、私と同じように即レスを頑張りすぎて「こんなフリーランスになるはずじゃなかったのに」と感じる人は結構いるようです。



迅速な仕事の対応も大事ですが、仕事とプライベートの線引きはきちんとしたいですね!
やってみて分かったWebデザイナーの仕事の大変さや厳しさ


ここまでは一般的なWebデザイナーの失敗する原因を書きましたが、ここからは自分自身が実際にやってみて分かった、Webデザイナーの仕事の大変さや厳しさをご紹介します。
納期に追われると辛い
Webデザイナーには、基本的に納期があります。
クライアントとの話などで、ゆるめに納期を設定しているならマシですが、
複数案件で常に納期に追われていたり、毎日コツコツ進められない人には非常に辛いです。
私は割と納期をゆるめに設定していますが、それでも複数を同時進行していると、タイミングによっては結構辛いときがあります。
また、「ちょっと今日は気が乗らない」なんてサボり癖がある人は、納期直前で徹夜コースとなります。



後回しにしないことやスケジュール管理は、フリーランスには必須です!
正解がないデザインを考えるのは苦痛
これはデザイナーにとっては致命的な悩みですが、たまにデザインを考えるのが苦痛なときがあります。



デザインには正解がないので、自分の感覚が合っているのか不安になることがあるんですよね。
クライアントに喜んでもらえたり、成果が出れば正解ですが、作っている過程ではそれが分かりません。
なのでデザインを考えてはやめ、案を出してはやり直しを何度も繰り返して、たくさんの時間が過ぎることもあります。



デザインする楽しさもありますが、そればかりではないのが現実です!
労働=収入はちょっとキツイ
Webデザイナーの仕事は「成果報酬型」となり、自分が仕事をしなければ収入が入ってきません。
なので仕事をしないと収入がない不安や、仕事を獲得し続けなければいけないしんどさがあります。



不労所得となる別の収入源があればいいですが、労働=収入のみでは、精神的にちょっとキツイときがあります。
下記の記事ではフリーランスWebデザイナーとしての、私のリアルな年収事情をぶっちゃけています。
年収と仕事内容のバランスや、年収を上げる方法も解説しているので、気になる方はこちらもぜひチェックしてください!


フリーランスWebデザイナーの日常のメリット


失敗する人の多いフリーランスWebデザイナーですが、やはり日常にはいいところがあるのも現実です!
- 人間関係の悩みがない
- 出勤しなくてもいい
- 仕事の時間を自由にできる
人間関係の悩みがない
私が思うフリーランス1番のメリットは、人間関係の悩みが少ないところです!
Webデザイナーは基本的に1人での作業が多いので、会社員でも人との関わりが浅めですが、フリーランスになってからは完全に人間関係で悩むことがなくなりました!



私はこの部分で精神的負担の大部分を減らせています!
もともと気を遣いすぎたりと、人との関わりが苦手なので、この点ではWebデザイナーは最適な仕事だと思っています。
もし同じく人間関係が苦手な方は、フリーランスでなくともWebデザイナーはおすすめなので、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください♪


出勤しなくてもいい
出勤しなくてもいいのは、フリーランスの特権です!
朝早くに起きなくていいし、満員電車に乗る必要もありません。
会社に出勤するだけで、準備から移動まで数時間はかかりますよね。



とくに女性はメイクやヘアセットなど、朝からやることがたくさんありますよね。
ですがフリーランスならその時間を大幅にカットできるので、仕事の時間に回したり、好きなことに回すことができます!



私は少しでも長く睡眠時間に回しています!
仕事の時間を自由にできる
仕事の時間を自由にできるのも、フリーランスのいいところです!
在宅ワークの場合は、会社から仕事の時間が決められていることもあるようですが、フリーランスなら完全に自由です!
たとえば朝型なら早くから仕事を始められるし、夜型なら朝はゆっくりと過ごしてから仕事を始められます。
会社なら確実に○時~とスタート時間が決まってますが、正直自分の調子がいい時間は人それぞれですよね。
フリーランスWebデザイナーなら、自分の調子に合わせながら仕事ができるので、仕事の効率も上がりますよ!
フリーランス歴4年目Webデザイナーのリアルな日常


ここからは、フリーランス歴4年目Webデザイナーのリアルな日常をご紹介したいと思います!
忙しいときと落ち着いているときの、2パターンでご紹介していきます!
仕事が忙しいときの日常
まずは仕事が忙しいときの日常です。
- 8:00→起床&朝食
- 9:00→メールチェック&返事
- 9:30→作業開始
- 12:00→昼食
- 13:00→午後の作業
- 18:00→夕食
- 19:00→案件に追われてるときは作業
- 22:00→作業終了&お風呂
- 24:00→就寝
だいたいこんな感じで、忙しい日は夕食後も仕事をすることもあります。



時間で見てみると、1日10時間半も仕事をしていますね。
なるべく夕食後まで仕事をしないでいいようにと考えてはいますが、なかなかその通りにできないこともあります。
仕事が落ち着いているときの日常
続いて仕事が落ち着いているときの日常です。
- 8:00→起床&朝食
- 9:00→メールチェック&返事
- 9:30→作業開始
- 12:00→昼食
- 13:00→午後の作業
- 15:00→買い物など外出
- 16:00→作業
- 18:00→夕食
- 19:00→自由時間&お風呂
- 24:00→就寝
仕事が落ち着いているときは、仕事の合間に少し外出したりするときもあります。
フリーランスだと曜日や時間関係なく出かけられるので、ショッピングなども空いているときに行けるのが嬉しいです!◎



余裕があるときの仕事時間は、6時間半ほどでした。
落ち着いているときの方が精神的にもゆとりがあるからか、仕事のスピードも上がっているような気がします。
忙しいときはなかなか余裕もありませんが、仕事の効率を上げるためにも、意識してゆとりをもっていきたいです!
Webデザイナーになって後悔してないか


それでは最後に、Webデザイナーになって「後悔してないか」についてです。
後悔はしてない、でも改善の余地あり
今のところの結論は、「後悔していない」です。
やっぱりどれだけ大変でも、楽しいと感じて仕事していることや、
- 自分次第でどうにでもできる自信がついた
- 問題解決力が上がった
- 自分で稼ぐ力が身についた
このようなメリットもあるので、後悔はしていません。
ただ、もっと効率よく仕事するためにも、工夫が必要だとは思っています。



Webデザイナーへの「後悔」については、下記でも詳しく書いてるので合わせて参考にしてください!


悩むなら1歩踏み出してみるべき!
この記事を読んで、「うわ~Webデザイナーってしんどいなら嫌だな」と思う方は、やめたほうがいいです。
楽しさややりがいもあるけど、その分大変さも必ずあります。
ですがもし「やってみたい」の気持ちがあるなら、Webデザイナーの仕事はぜひやってみてほしい職業です!
Webデザインの勉強は、独学でもできますが、できればスクールを受講する方が挫折も少ないのでおすすめです!
そして「どうしようか」と悩む時間はほどほどにすべきで、私は悩みに時間をかけ過ぎて後悔してる部分もあります。



これを読んでいる方は、同じように後悔しないためにも、これを機にスタートしてみてくださいね!



