Webデザイナー多すぎ問題!増えすぎた中で生き残るWebデザイナーになる方法
Webデザイナーは飽和していると聞きますが、本当に多いですか?今からWebデザイナーになるのは難しいですか?
Webデザイナーは飽和しているとよく言われていますが、今からWebデザイナーを目指す方にとっては、
- 本当にWebデザイナーは飽和してる?
- 今からWebデザイナーを目指すのは難しい?
- もしWebデザイナーになるならどうすればいい?
このようなことが気になるかと思います。
結論からいうと、現在Webデザイナーは多すぎ増えすぎな状態ではありますが、Web業界では需要や将来性がある状態でもあります。
Webデザイナーは多すぎなのに需要や将来性があるの?と思われるかもしれませんが、この記事では、
- 現在のWebデザイナーの飽和状況
- Web業界の需要や将来性がある理由
- 生き残るWebデザイナーになる方法
これらについて、現役フリーランスWebデザイナーが解説したいと思います!
この記事を読めば、今からでもWebデザイナーとして活躍できる理由や、活躍できるWebデザイナーになる方法が分かりますよ!
Webデザイナー多すぎ増えすぎ問題!飽和している現状
現状としてWebデザイナーは飽和している状態です。
しかし今からWebデザイナーを目指すのは難しいかというと、そうでもありません。
まずは、Webデザイナー多すぎ増えすぎ問題ということで、飽和している現状と、今からWebデザイナーを目指しても大丈夫な理由についてお話したいと思います!
参入障壁が低いから多くの人がWebデザイナーを目指す
Webデザイナーは参入障壁が低いので、目指す人が多すぎることが飽和の現状を生み出しています。
最近は、
- Webデザインスクールの充実
- 無料サイトの充実
- 本やYouTubeなどから気軽に情報を得られる
このような情報の充実で、誰でも気軽にWebデザイナーを目指せるようになっています。
Webデザインスクールも数年前なら通学が一般的でしたが、今はオンライン受講が一般的です。
数年前ならまだハードルがあったWebデザインスクールの受講も、今は手軽なことから受講生が増えています。
またリモートワークやフリーランスの働き方をする人が増えたことでも、さらにWebデザイナーを目指す人は増えました。
在宅ワークができることから、主婦の中でも人気の職業となり、その結果がWebデザイナーの多すぎ問題となっています。
同レベルのWebデザイナーが多すぎる
Webデザイナーは多すぎて飽和しているのが現状ですが、じゃあもうWebデザイナーは難しいのかというと、そうとも言えません。
なぜかというと、実はWebデザイナーの中でも、「同レベルのWebデザイナー」が多すぎるからです。
たとえば、
- デザインのみができる人
- デザインからHTL/CSS、PHPまでこなす人
この2人はできることが全然違いますが、どちらもWebデザイナーには変わりありません。
Webデザイナーは誰でもなれる分、少しでもPhotoshopやIllustratorが使えたり、簡単なホームページが作れればWebデザイナーと名乗る人が多いです。
なので全体的に見ればWebデザイナー自体が飽和しているように見えますが、実はWebデザイナーレベル1~3ぐらいまでが飽和している状態なんです。
レベル1~3というのは、Webデザイナー歴が浅い人や、ほぼ未経験のことを表しています。
ということはつまり、Webデザイナーでもレベル3以上を目指せば、飽和状態から抜け出せるというわけです。
Webデザイナーは多すぎ増えすぎで、飽和しているのは事実ですが、だからといって今から目指すのが難しいわけではありません!
Webデザイナーは多すぎるけど需要はあるから将来性もある
Webデザイナーは多すぎるのが現状ですが、需要はあるので将来性もある仕事です!
先ほどレベルの高いWebデザイナーを目指せばいいと書きましたが、世の中の状況としても、今からWebデザイナーを目指しても大丈夫な理由を解説したいと思います!
求人情報にはたくさんのWebデザイナー求人がある
求人情報やフリーランス用のサービスを見れば、Webデザイナーの求人や案件がたくさんあることが分かります。
ということはつまり、企業側はまだまだWebデザイナーを必要としているということです。
実際問題Webデザイナーは多すぎるのが現状ですが、結局は多すぎても、それ以上の需要があれば問題ありません。
需要と供給のバランスが大事なのであって、Webデザイナーはまだまだ需要の方が多いです。
なので今からWebデザイナーを目指しても全然大丈夫ですよ!
Web業界の市場規模やWebデザイナーの需要については、下記のWebデザイナーの将来性に関する記事でも解説しています。
今後も新規企業は増え続ける
世の中では、今後も新規企業は増え続けます。
なのでそれに伴って、Webデザイナーの仕事はまだまだあると言えます!
東京商工リサーチの調査によると、年間14万4,622社もの新しい法人企業が設立されていることが分かります。
またこれは法人企業の話なので、個人事業主なども含めると、さらに多い数が1年間のうちに誕生しています。
数字にしてみると、かなり多くの会社やサービスが立ち上げられているのが分かりますよね!
Webデザイナーの主な仕事はホームページ制作ですが、企業がホームページ制作を依頼するときは、
- 新規の会社を立ち上げたとき
- 新規サービスを開始したとき
- 既存のホームページをリニューアルするとき
このようなタイミングが多いです。
なのでまずは、14万すべての企業とはいかずとも、たくさんの新規企業のホームページ制作をする機会があるということです。
また既存の会社でも、新規サービスの提供が始まれば、それに伴ってホームページ制作をすることもあります。
他にもホームページが古くなって、リニューアルすることだってあります。
ホームページは1年や2年で変えるものではないものの、時代の流れとともにいつかはリニューアルしなければいけません。
ということは、新規企業と既存企業を合わせると、
これからも膨大な数のホームページ制作が、世の中には必要とされるということです!
「Webデザイナー」だけをみると確かに飽和といえますが、日本全国にはそれ以上のクライアントがいます。
企業がある限りWebデザイナーの仕事はあるし、Webデザイナーよりクライアントの数が多い間は、仕事獲得のチャンスは十分ありますよ!
注意:スキルレベルが低いWebデザイナーは需要も将来性もない
ここで1つ注意点があり、スキルレベルが低いWebデザイナーは、需要も将来性もありません。
上で同じようなレベルのWebデザイナーが多すぎると書きましたが、世の中のWebデザイナーの需要はあっても、スキルレベルが低いと、
- 埋もれる
- スキルレベルが高い人に仕事を取られる
このような状態になります。
今はまだレベル1~3のWebデザイナーが多いですが、このままスキル磨きを怠ると、どんどん自分の需要は減っていきます。
なので今のうちにしっかりとWebスキルを磨いて、仕事を取り続けられるWebデザイナーを目指しましょう!
また生き残るWebデザイナーには、周りと差をつけることが大事なので、複合スキルを身につけたり、ポジショニングも有効です!
次の章では、生き残るWebデザイナーになる方法をお伝えしていきます!
多すぎ増えすぎな中で生き残るWebデザイナーになる方法
多すぎ増えすぎな中で、生き残るWebデザイナーになる方法はこちらです。
- デザインレベルを上げる
- 複合スキルを身につける
- フリーランスならポジショニングも有効
デザインレベルを上げる
多すぎるWebデザイナーの中で生き残るために簡単な方法は、デザインレベルを上げることです!
デザインはWebデザイナーの基礎スキルですが、素人とプロの差が出やすいスキルでもあります。
デザインはたくさんのデザインを見て、実際に手を動かすことでレベルを上げられるので、コツコツとデザインを磨いて、他のWebデザイナーとの差をつけましょう!
やっぱりホームページも見た目が重要ですからね!
ちなみにデザインレベルを上げるのが簡単な理由は、
- デザインが苦手な人も一定数いる
- 三日坊主でやめる人が多い
このような人が多いからです。
Webデザインは型やルールを覚えれば、センスは必要ないし、誰でもある程度は上達できます。
しかしどうしてもデザインが苦手な人はいるし、頑張るものの三日坊主で終わる人が多いことから、
最近はノーコードという、コーディングができなくてもホームページが作れる方法もあります。
しかしそれでもデザインは必要なので、まずはデザインレベルを上げてみてください!
ちなみにノーコードツールを使う場合でも、コーディングスキルは必ず身につけておきましょう。
コーディングしなくても制作はできますが、コーディングが「できない」のと「できるけどやらない」には大きな差があります。
コーディングができないWebデザイナーは将来的にも危険なので、苦手でも必ず身につけてくださいね!
複合スキルを身につける
複合スキルを身につけることも、多すぎるWebデザイナーの中で生き残るにはかなりおすすめです!
ホームページなどの制作スキルは、Webデザイナーなら誰でも持っていますよね。
フリーランスWebデザイナーにおすすめの複合スキルはこちらです。
- UIデザイン
- 動画編集
- Webマーケティング
- Webライティング
これらがWebデザイナーとの相性もよく、かつ需要のある複合スキルです!
UI/UXスキル
UIデザインは主にアプリ制作に必要なデザインスキルですが、最近は企業でもUIデザインができる人材を募集しているところが増えています。
またそれに伴ってWebデザインスクールでもUIデザインを学べるところが増えており、Webデザイナーのステップアップとしても人気のあるスキルです。
時代や世間の流れに合わせてスキルを身につけると、需要があるWebデザイナーになれますよ!
UIデザインを学ぶのにおすすめのWebデザインスクールは、「デイトラ」もしくは「ヒューマンアカデミー」です。
デイトラは「デザインコース」を単体で購入できるので、約10万円という安さで受講できます!
ヒューマンアカデミーはデザイン以外にも、Webデザイナーに必要なスキルを基礎から学べるので、未経験からWebデザイナーを目指す方におすすめです!
動画編集スキル
動画編集スキルは、一見Webデザイナーには関係ないスキルのようにも思いますよね。
ですが実は企業によって、Webデザイナーにも動画編集ができることを求められている傾向があります。
というのも最近は、動画を載せるホームページが増えているからです。
実際に私も求人情報をチラッと見たときに、必須ではないものの、「動画編集もできればなおOK」と書かれたものを見つけました。
また私はフリーランスWebデザイナーをやっていますが、そこでもお客様からホームページに動画を載せたいとの依頼があり、簡単な動画編集をする機会がありました。
動画編集を学ぶなら、動画編集スクール【クリエイターズジャパン】がおすすめです。
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につくので、短期間でWebデザイナーのステップアップを目指せます!
Webマーケティング・Webライティング
私がフリーランスWebデザイナーをやっている中で、1番おすすめだと思う複合スキルはWebマーケティングです!
Webデザイナーは本来「作る」が仕事なので、ホームページが完成すればそれでOKです。
しかし最近は「集客できるホームページ」が求められている傾向があるので、
集客のために必要なWebマーケティングを知っておいて損はありません!
またWebマーケティングは、自分がフリーランスWebデザイナーとして活動する際の、自分の集客にも役立ちます。
Webマーケティングをスクールで学ぶなら「デイトラ」が、Webマーケティングコース単体で受講できるので、安く効率よく学べておすすめです!
またスクールの受講と合わせて、自分でブログを運営してみると、さらにWebマーケティングが身につきやすいです。
私も当ブログを運営していますが、Webデザイナーがブログをやるメリットはたくさんあるし、SEOの知識やライティングスキルも身につきました!
また自分のブログ記事で集客成果を出せれば、クライアントの記事執筆代行もできるようになります。
WordPressを使ったブログは10分ほどで開設できるので、ぜひ下記の記事を参考に始めてみてください!
フリーランスなら専門分野に特化するのも有効
フリーランスWebデザイナーの場合は、専門分野に特化するのも有効です!
クライアント目線でいうと、パン屋さんのホームページなら、パン屋さんの制作実績がある人や、飲食関係に強いWebデザイナーに依頼したいはずです。
なので「なんでも作れますよ!」というよりも、専門に特化している方が、その分野のクライアントからの依頼が入りやすいです。
なのでたとえば、
- 女性向け
- エステサロン専門
- パン屋専門
このような専門分野の中で、「○○といえばあなた」となるように特化してみてください。
ただし特化した分野でもライバルが多すぎると意味がありません。
またライバルが0でも需要がなければ意味がありません。
きちんと市場や競合の調査もして、自分を選んでもらえるところにポジショニングしてくださいね!
Webデザイナー多すぎ問題!まとめ
現在Webデザイナーは多すぎ増えすぎな状態ではありますが、Web業界では需要や将来性がある状態でもあります。
求人情報にはまだまだたくさんのWebデザイナー求人があるので、
また、世の中では今後も新規企業は増え続けます。
それに伴ってホームページ制作の依頼もあるし、企業の新サービス提供やホームページリニューアルなどでも、ホームページ制作の機会は十分あります。
企業がある限りホームページ制作の依頼はある状態なので、これまた今からWebデザイナーを目指す方には安心してほしいです。
ただしスキルレベルが低いWebデザイナーは、どんどん埋もれて生き残れないのも現実です。
なので多すぎるWebデザイナーの中で生き残るためには、
- デザインレベルを上げる
- 複合スキルを身につける
- 専門分野に特化する
などで差別化することも大事です。
もし新たにスキルを身につける場合は、挫折なく正しい方法で学ぶためにも、スクールの受講がおすすめです!
人それぞれのやり方はありますが、ぜひこの記事を参考に生き残れるWebデザイナーを目指してくださいね!